ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

デモでも

女子校時代の友人より連絡。
Y「16時に百万遍に行かへん?」
私「何するの?」
Y「デモ」
私「デモってプラカード持って歩くの?」
Y「プラカードはネットで入手できるみたい。詳しくはこれ(ネットにリンク)」

「国際平和支援法」と10本の戦争関連法を変更する「平和安全法制整備法案」の廃案運動です。

Yはコンビニで「アベ政治を許さない」「戦争法案も白紙に戻せ」というA3の紙をプリントアウトしてきました。
まずは、迎えに来た車の中で話合い。

三権分立ってどこやったっけ?
→国会(立法)、内閣(行政)、裁判所(司法)やね。

今回問題になっているのは、新しい法律が国会で通ろうとしていて、内容が
①日本が攻撃を受けていなくても他国が攻撃を受けて、政府が「存立危機事態」と判断すれば武力行使を可能にし、②米軍等が行う戦争に、世界のどこへでも日本の自衛隊が出て行き、戦闘現場近くで「協力支援活動」をする、③米軍等の「武器等防護」という理由で、平時から同盟軍として自衛隊が活動し、任務遂行のための武器使用を認める
というもの。
この法案が通ると、他国が海外で行う軍事行動に日本の自衛隊が協力・加担していくことになり、憲法九条に違反していると、憲法学者も反対してるんやね。
→ふむふむ。

衆議院強行採決されて、次は参議院で話し合われるけど、参議院で通らなくても衆議院でまた可決されたら通ってしまうんやろ?

裁判所が「違反です」って判決することはできるんとちゃうの?

なんて今更ながら勉強しているうちに、デモが歩いているところに遭遇。

女性や子供がほとんどの、ソフトな行進でした。
「戦争法案、絶対反対」
「法案」の「あん」のところにアクセントがつきます。
車を止めて合流し、公園まで歩きました。
歩いているうちに沿道の人が合流するのか、どんどん列が長くなりました。

小学生の頃から、「平和が大事」って重ね重ね教えられていて、夏になると戦争の悲惨なドキュメンタリーやドラマを見て、日本人はみんな戦争が大嫌いだと思うけど、「武力を使わない」って言い続けることは大変なんやなぁ。

元々はアメリカが作った憲法なのに・・・
オバマさんもホントに日本に武力の提供、求めてるんかなぁ。