はひふのかの「ふ」の福山氏が司会を務めるので、グランヴィアホテルへ。
1000人が集まって、参議院選挙に向けての時局講演会だった。
太鼓の演奏の後、京都府知事や市長の挨拶や、内田樹さんのスピーチを聞く。
内田さんは、少子化を憂いていた。
その後に登壇した、NPOで”子供の貧困対策”に取り組む渡辺由美子さんは、5千円に困って子育てができない親、18000円の受験料が払えない子供達の状況を訴えておられた。
テツローさんは、自分が奨学金で高校大学に通っただけに、自分事として受け止めてくれたらしい。
また、国会議員を4期24年務めた分、過去の豪雨災害や震災、国連で草案を描いたこと、パリ協定や日米安保問題に対応した事が現実的な体験として刻まれている。
「21世紀は、もっと良い世の中になっていると思っていた」と、悔しそう。
世界で戦争が起こり、日本は安い国になり、官僚が記録を改ざんする世になってしまった。
政治家だって人間だから、完璧な理想を実現することは難しいと思うけれど
ウソをつかず、話を盛らず、正直に話してくれる人は、少なくとも信用ができる。
何より平和を望んでいる政治家は、今や稀有な存在。
がんばって続けてほしいなぁ。