ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

iPadが図書館を変える?

iPadが図書館を変える?~これからの出版、教育、大学図書館~」
という講演を聴きに、京都大学図書館へ。

3人の講師の方が1時間くらいずつ講演された。
がっさり要約すると

紙の資料はこれからほとんどが電子化されていくだろう。
巨大隕石(インターネット)が落ちた今、地球環境の変化に対応して、図書館は生き残れるか?
紙の習慣や文化を変え、新しい価値観を作るべき。
国会図書館は、電子納本制度を提案し、
電子本を貸出す公共図書館も現れた。
ただし、他国に比べて日本語の電子資料は後れを取っている。
MLA(Museum,Library,Archive)とL(Laboratory)とP(Publisher)が手を結び、電子本を作る、という実験も始まっている。

ここ10年でもプレイヤーはどんどん変わるだろう。
何らかの可能性があれば、なんでもやってやろう。

という非常に熱い講義だった。

ただしこの講演は、U-Streamで配信されていたので、
話せる事に制限があるみたいだった。
「ここだけの話」聞きたかったなぁ~。
技術の発達は、時に不自由も呼ぶのねん。

写真はNYの市立図書館。
絵は紙を、人はPCを使用している。
それはそうと、絵の左の人、
ズボンをはいていない気がするんだけど、いいのかなぁ・・・。