ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

観劇

Love Like Pop 17

aiko Live Tour「Love Like Pop vol.17」を聴きに、フェスティバルホールへ。 大阪に来ると「ただいま~」というaikoさん。 客席と会話しまくり。 途中では客席からお題をもらっていました。 「一周年」「ハルカスでディナー」「シングルマザー」「誕生日」…

オチョアちゃん!

サッカーのワールドカップが始まった。 サッカーのルールはほとんど分からない。 知っているのはゴールにボールを入れたら点が入る、ということくらい。 チームプレーはいいけれど、どこを見たらいいのかよく分からない。 野球みたいに1人の勝負どころって…

『純粋言語を巡る物語ーバベルの塔I

あごうさとし演劇公演 『純粋言語を巡る物語ーバベルの塔I』を観に、芸術センターへ。 30分 500円。 黄色い腕章と 「バベルの塔建設推進プロジェクト 作業員マニュアル」 を渡され、工事現場のような劇場へ。 ラジオ体操したり、設計図を見たりしてから 建物…

蒼の乱

劇団新感線の『蒼の乱』を観に、梅田芸術劇場へ。 天海祐希さんと松山ケンイチさん主演。 上演時間3時間40分。 チケット13800円。 う~ん、大劇場演劇!! ”いのうえ歌舞伎”と名付けられてから、新感線は初めて見たかもしれない。 キャストが登場ごとに拍子木…

わたしの焦げた眼球/遠視

OFT『わたしの焦げた眼球/遠視』を観に、アトリエ劇研へ。 本当は稽古の予定だったのだけれど 『舟歌は遠く離れて』の脚本、田辺氏の公演を観たことがない出演者のために、演出の母ゴコロ。 架空の土地の架空の時代が特徴の田辺作品には珍しく 現代の東京が…

里見八犬伝

公演の参考に、DVDを観る。 「里見八犬伝」 薬師丸ひろ子さん主演のやつ。 記憶より大人な内容だった。 夏木マリさんが血の池に浸かって裸を露わにしていた。 薬師丸ひろ子さんの無意味に長いラブシーンもあった。 これ、鎌田敏夫さんの原作らしいけど、ここ…

中之島春の文化祭2014

ABCホール開館6周年記念 中之島春の文化祭2014へ。 2日間にわたって劇団、ユニットなど30団体が顔見世興行。 20分ほどの演し物が次々見られる。 今、話題の若手劇団とか 観そびれていた老舗劇団の 芸風が見られる、良い機会。 客席は満員。 コント、ダンス、…

伊勢参りの旅

焼酎亭の高座を聴きに、西天満のロータスルーツへ。 本日のテーマは「伊勢参りの旅」 京都・大阪から出発して、お伊勢さんに行くコースは「東の旅」と言われるそうだ。 こちらの主役は喜六と清八。 江戸から出発する弥次さん喜多さんとは違うコンビ。 ただ、…

ありえないこと、ふつうのこと

Hauptbahnhof Gleisの「The Exception and the Rule」を観に、人間座へ。 外国の劇団じゃありません。 金田一央起さんという日本人が作っている演劇集団です。 ”ハウプトバンホフ”と読むそうです。 ドイツ人、ベルトルト・ブレヒトの「例外と原則」という本…

愛はないとぼくは思う

「愛はないとぼくは思う」を観に、KAIKAへ。 ファックジャパンさんの、一人芝居。 ファックさんの本名は元林伸雄という。 過激な芸名に比べて、もったりした名前だ。 伸雄ちゃんは、体型ももったりしている。 一人舞台は、そんな伸雄の 本当かお芝居か分から…

車窓から、世界の

兵庫県立ピッコロ劇団の「車窓から、世界の」を観に、ピッコロシアターへ。 駅のホームで繰り広げられる会話劇。 その駅で起きた人身事故を巡って 「なぜ自殺してはいけないのか」 「どうやって人間性を育てるか」 「未成年に悪いものをどのように処置するか…

京都市美術館のプロジェクションマッピング

京都市美術館へ、プロジェクションマッピングを観に行く。 本当は昨年秋に「岡崎ときあかり」で上映されるはずだったんだけど 台風で中止され、幻となっていたものだ。 上映作品は13本。 ハロウィンのネタがあったりして、少々季節外れな感じはするけれど、…

IN HER THIETIES

TOKYO PLAYERS COLLECTION & ライトアイプロデュースの 「IN HER THIRTIES”イン・ハー・サーティーズ”を観に、in→dependent theatre 2ndへ。 30代女性の1人の生きざまを、30歳から39歳の10人の女優が演じる。 35歳で仕事か家庭かの選択に迫られ、以後 華やか…

口琴禁止令

サロメの終演後、民族楽器の説明があった。 寺町御池にあるコイズミ楽器の店員さんが紹介してくれた。 ハピ、カホン、カリンバ、拍子木、レインスティック、スタンピングチューブ、トンガトン、スプリングドラム、呼子笛、ティンホイッスル、アニマルボイス…

オペラ座の怪人

東京から客演している増井友紀子さんに、DVDを貸してもらう。 『オペラ座の怪人』 実はまだ観たことがなかった。 怪人さんが人間ぽくて(人間なんだけど)、気の毒になった。 クリスティーヌさんは、怪人さんにも気があったのに 怪人さんが自分に自信がなく…

サロメ~フルーツ♥スキャンダル~

ニットキャップシアター ギャラリー公演 『サロメ~フルーツ♥スキャンダル』を観に、TNCビル3F project roomへ。 オスカー・ワイルド原作をニット風に構成、演出された作品。 紀元後すぐのパレスチナ。 ヨカナーンという預言者に恋してしまう、王女サロメ。…

東學墨画展

近鉄アート館の上には、SPACE NINEという場所があって 東學墨画展―墨の糸が織りなす、愛しき命たち― が開催されている。 墨で書かれた女性や花達。 その迫力に圧倒されて、のけ反るけど 膝とか皺とか、髪の毛とか細かい部分が見たくて、再びかがみこむ。 絵…

洋服解体新書

玉造小劇店 配給芝居『洋服解体新書』を観に、近鉄アート館へ。 日本東西、老若男女の役者さんが 陛下から芸者さん、貴族議員や神田生まれの職人など色々な役を演じる。 舞台上は色んなリズムが飛び交い、丁々発止の演技のやり取り。 目が離せませんでした。…

気持ちがねじれる

柏市の通り魔のニュースを見ると 先日の「深い緑がねじれる」というお芝居を思い出す。 作家は「若い頃、人を刺してみたかった。その思いを芝居にした」 と、アフタートークで語っていた。 客席を見て「え?みんな、そんなことなかったの?」 と、意外そうで…

Magic Radio解散

8年にわたり活動を続けてきたMagic Radioが解散するとお知らせをいただいた。 客として観に行っただけじゃなく、 何回か出演もさせてもらったので、少し寂しい気もする。 改めて振り返ってみると、このショーは マジックやラジオはあまり関係なく 福山俊朗氏…

深い緑がねじれる

努力クラブ7の『深い緑がねじれる』を観に、アトリエ劇研へ。 「人を刺し殺したい」という思いが止まらなくなった人々が実行に移していく。 でもなんだか現実感がない。 刺された人も笑ってるし。 みんな礼儀正しい。 熱くもなく痛みもない地獄を生きている…

ヘルメットもスケルトン

連夜、観る、ソチオリンピック。 冬のオリンピックは、ダイナミック。 あれ、なに? あの、スケルトンって競技。 氷の坂をうつぶせになって頭から滑っていく。 小さいソリに身体ひとつ。 肉体の弾丸。 ものすごいスピードだから、定点カメラでは一瞬横切るだ…

マトリューシカ

ソチオリンピック2014を見ている。 冬の競技はカタカナが多い。 カーリング、ハーフパイプ、フィギュアスケート、バイアスロン、ボブスレー、リュージュ。 字面を見ただけでは、さっぱりプンプン。 先日『Moonligjt Club』で上演した 「マトリョーシカ」を「…

キャパシティ狭め

「キャパシティ狭め」の公演『走る痩せ犬』を観に、 西陣の「マヤルカ古書店」という町家へ。 目的は、藤田かもめ嬢の朗読。 2人組のユニットでコントや芝居など5本立てだった。 名作を身体で表したりして、シュール。 ところで「狭め」と書いてあると 私は…

フラ・ラ!

友人のフラメンコ発表会を観に、文化芸術会館へ。 長丁場。 3時間10分でした。 でも皆さん、どんどん素人離れしてる。 昔から観てるから、成長っぷりも分かる。 たくさんの女性たちの踊る姿を観ていると、体型や美醜なんて関係なくなってくる。 少々コロンと…

よぶ

STAND FLOWER presentsの『よぶ』を観に、シアトリカル應典院へ。 いやぁ、シリアスでした。 呼べども呼べども声が届かない。 一緒に落ちた女性は死んじゃうし。 助かった後も、親友たちと仲違いするし。 これは旧約聖書の「ヨブ記」を下敷きにしているそう…

オテラ歌手

オテラ歌手の念仏コンサートを聴きに、誓願寺へ。 お堂に入ると黒阿弥陀さまの大仏が半眼で見つめておられ、ちょっとビビります。 オペラ歌手であり、僧侶でもある花月真さん。 「オテラ歌手」です。 「オナラ歌手」ではありません。 カンツォーネやオペラア…

2014初春

おめでとうございます! うま年にあやかり、今年もヒヅメの足跡を一歩ずつ記していきたいと思います。 さて大晦日は恒例の紅白歌合戦鑑賞会。 今年はアプリもダウンロードして、こちらの結果を審査に反映させる気、満々でした。 以下、記憶を手繰り寄せてメ…

Ken's Bar

平井堅さんの「Ken's Bar」を聴きに、大阪城ホールへ。 チケットにはドリンク代が含まれている。 バーボンソーダを傾けながら ピアノとギター、ウッドベースでしっとりと聴く。 2曲目の「Ring」から、涙。 歌がスーッと心に届く。 お客さんも大人なので、立…

ジャズの夜

相根成美さんのジャズライブを聴きに、ブルーノート京都へ。 大学生時代に劇団そとばこまちに在籍した彼女は 今はジャズシンガーなのだ。 ピアノとウッドベースの奏者に 楽譜を渡し、リズムの指示を与え、アドリブの指揮を取る。 1ステージ40分を3回、たっ…