ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

『純粋言語を巡る物語ーバベルの塔I

あごうさとし演劇公演 『純粋言語を巡る物語ーバベルの塔I』を観に、芸術センターへ。

30分 500円。
黄色い腕章と
バベルの塔建設推進プロジェクト 作業員マニュアル」
を渡され、工事現場のような劇場へ。

ラジオ体操したり、設計図を見たりしてから
建物の中に入ったら、O氏という老女が待ち構えていた。

この建物はO氏が取り組んでいた実験の集大成らしい。

ぶら下がっているヘッドフォンを耳に当てると
O氏に対する噂話が流れてきた。
大体悪口。
絵を赤く塗られたとか、ラボの備品担当になって備品を頼みづらくなったとか、彼氏を取られたとか。
とても面白かった。

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稽古を中断して観に行ったので、
帰ってから演出や出演者で話し込んでしまった。

OさんはどうやらSTAP細胞の小保方さんのことらしい。
それが分かって、より面白くなった。

噂話やゴシップが、その人の輪郭を形作る。
たぶん誰でも。
私だって。