ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

観劇

カムサリ

ニットキャップシアターの『カムサリ』を観に、伊丹アイホールへ。 古事記の話のモチーフはあるけれど 現代の団地が舞台なので、 とても身近に感じられるお話。 オオクニヌシ兄弟達の一行が、島根のキャバ嬢を訪ねて旅をしていたり オオクニヌシがスサノオに…

町内会の打ち上げ

京都町内会バンド ライブ盤「C&R」レコ発イベント 「京都のタイ料理屋でライブ!打ち上げまで一緒にいかが?@チャンノイ」 に参加すべく、チャンノイさんへ。 と言ってもライブには間に合わず、打ち上げの途中からの参加。 いかにも町内会の人々が寄り合っ…

雛まつりと人形展

「雛祭りと人形展」を見に京都国立博物館へ。 昨年完成した、平成知新館。 シンプルな建物の中に展示されている仏さん達の大きいこと! 特に金剛力士像の迫力、すごい! ムキムキの筋肉と躍動感。 「あぎょう」と「うんぎょう」に見惚れました。 般若心経の…

うちやまつり

桃園会の「うちやまつり」を観に、伊丹アイホールへ。 昨年亡くなった劇作家、深津さんの追悼公演。 団地の中庭に集う人々の闇の部分が見え隠れする ミステリーでした。 たくさんの人が出入りするんだけれど みんなが思わせぶりで 私には真犯人が分かりませ…

萩大名

茂山千五郎さん古稀祝賀 狂言の会。201回考究会。 友人出演の「萩大名」を観に、京都観世会館へ。 お庭の萩を褒めるコント! 下京区の萩がきれいなお宅に連れてもらったはいいものの、 ボケ役の主人は、お庭のほめ方が分からない。 「あの蔓はたたっ切・・・…

劇団987最後の公演

劇団925の『劇団987最後の公演』を見に in→dependent theater 1stへ。 女優4人の劇団の話。 役者にとっては普通だけど、 冷静に見ると、変な世界やなぁ~。 基本、ジャージやし。 笑いについて考えていること、役作り、飲み会、予算・・・ 一般女子と…

赤ずきんちゃん

トリコ・A『赤ずきんちゃん』を観に、ウィングフィールドへ。 朝11時の回。満席。 家族とインターネットと事件のお話。 失踪した”赤ずきんちゃん”を巡って、肝心な話になりそうな時に 「昨日占い行ったのよ」なんて、 すぐ脱線するお母さんと家族のやり取り…

文我さん独演会2015

桂文我さんの独演会を聴きに、京都府立文化芸術会館へ。 番組は「まんじゅうこわい」と「そってん芝居」 文我さんの役の使い分けと 丁寧な所作は、いつ見ても素晴らしい。 新春の高座では「落語の歴史」講座もある。 3年目は明治から大正にかけて。 これま…

紅白歌合戦2014

第65回紅白歌合戦のテーマは、「歌おう。大みそかは全員参加で」 みんなで歌いたくなる歌が多かった。 細川たかしさんの「応援歌、いきます」では♪生ビールがあるじゃないか~♪の繰り返しだったけど、最終的にみんなで歌ってしまったし、 クリス・ハートさ…

パーマンライブ

ハラダヒロユキ氏のワンマンライブへ。 ワンマンだから一人きり。 楽器はギターだけ。 じっくり聴かせてもらいました。 でもどうしても気になることが。 髪がクリンとしているのだ。 どうやらまたパーマをあてたらしい。 「は・ひ・ふのか」であんなにからか…

カゾクノカタマリ

『カゾクノカタマリ』という芝居を観に、元立誠小学校音楽室へ。 ”日本海”という劇団の旗揚げ公演。 日本海出身の3人組が立ち上げた劇団だそうだ。 寒冷の厳しい荒波をざんぶと受けて立つ、 勇ましい劇団名だ。 第一弾は、出演者10人の家族のお話。 (20代…

Love Like Pop 17.5

aikoのコンサートを聴きに、大阪城ホールへ。 この回がツアー最終ステージらしい。 50メートルはあるかという横長ステージを走り回っておられました。 でもaikoさn、息が全然乱れない。 伸びのある美しい歌声。 そして照明。 今回もすごかったなぁ。 円形ス…

Moonlight Guitar

A級MissingLinkの『Moonlight Guitar』を観に、伊丹アイホールへ。 リスペクト・フォー・マスターズというシリーズで ”日本の現代演劇を牽引してきた先達” の書き下ろし作品らしい。 作家は竹内銃一郎さん。 中国の楽器”月琴”を軸に 中国マフィアや夫婦の危…

ハラダイスの余波

ガードマンさんに「ハラダイス」に行ってましたか?」と聞かれた。 という話を友人に話しながら歩いていたら 看護師さんに「ハラダイスで見かけましたよ」と声をかけられた。 ハラダイス、恐るべし。 私、そんなに浮かれていたかしら? と心配になったけど …

手とハート

今年のハラダイスは神様がイジワルすることもなく、天気予報もずいぶん前から晴れ! はためく101枚のTシャツも嬉しそう。 この日のために気合いを入れて「ふわっとパーマ」あててきたという原田氏の髪型は ふわっとすぎて、いつもと変わらなかった。 平成女…

いきあたり股旅

奥田民生さんのソロデビュー20週年記念ライブ「いきあたり股旅」を観に、御堂会館へ。 ギターは8本並び、ステージには1人。 民生ちゃんのライブは大人っぽい。 お客さんもアーティストも落ち着いている。 そして、ゆるい。 なかなか歌わない。 ステージでお…

マダム・イン・ニューヨーク

『マダム・イン・ニューヨーク』を京都シネマで観る。 インド人の主婦が主役。 英語が全然できなくて、普段から家族にも馬鹿にされているマダム。 なのに1人でNYに行く羽目に。 コーヒー1つ買うのにも涙するけれど、NYで一念発起。 英語を勉強すると共に、…

ミュージアムオブハラダイス

ミュージアムオブハラダイス@MOK GOKOMACHIへ 今年のハラダイススポンサーはサウンドロゴとTシャツを作ってもらえる。 その、コラボTシャツ完成記念のライブでした。 なんとスポンサー、100社も集まったらしい。 100社分、ホリエフジトさんがデザインされた…

うたって踊って楽しんで!!

みんなでハッピースマイル! うたって踊って楽しんで!! 親子で楽しむファミリーコンサート2014 を観に、京都市東部文化会館へ。 うたのお兄さん、うたのお姉さん、こぶたのキョートンがはじけまくっていました。 客席で見ていると、子どもたちの食いつきっぷ…

茨木麦音フェスト

おかげ様ブラザーズユニット5が出演する「茨木麦音フェスト」へ。 コミックバンド、健在でした。 茨木市は、デ○グ熱が出たのです。 それを早速パロっておられました。 京都のお盆をひっかけた「ボン・ボン・ボン」や 七福神を歌った「SEVEN GOD of Fortune…

ひかげの軍団

『影の軍団』ならぬ『ひかげの軍団』を観に、ABCホールへ。 開演前アナウンスは私の声。 「本日はご来場いただき、ありがとうございます」と流れると 隣に座っていた女子高校生が 「どういたしまして」と言っていた。 千早赤阪村の歴史館で、時代劇を上演す…

かぶら会2015

友人が出演する狂言の会を観に、金剛能楽堂へ。 狂言は、言葉の面白さもさりながら アクロバティックな動きも楽しみの一つ。 「太刀奪」では太郎冠者が転がされていた。 「水掛聟」では舅と婿がお尻を合わせて喧嘩していた。 「文荷」では竹に手紙を吊るして…

さよなら「からくりTV」

「さんまのからくりTV」の最終回だった。 22年も日曜日のお茶の間を飾ったご長寿番組だった。 「ビデオレター」では、田舎のご両親が様々な隠し事を暴露し、平穏な家庭にもドラマがあると知った。 「セインのファニエストイングリッシュ」では日本人がいかに…

モダンタイムスライブ

原田博行氏のライブを聴きに、モダンタイムスへ。 お客さんの中にホリエフジトさんがいらした。 今年のハラダイスでTシャツのデザインを担当している。 スポンサーの数ぶん、100枚のオリジナルデザイン! ホリエさん、びっくりするほど小さくなっていた。 「…

デミタスコスモス

8月いっぱいまでの招待券をいただいていたので、京都・細見美術館へ。 デミタスコーヒーを味わうためのデミタスカップ&ソーサーの展覧会。 小さな中にも宇宙があるわね。 きれいな絵付けのもの、 立体的なもの、 内側や取っ手まで凝っているものがたくさん…

ジプシー・フラメンコ

映画「ジプシー・フラメンコ」を見る。 全編、フラメンコ! リズムと歌と踊り。 筋は一応あるけれど、ドキュメンタリーかなぁ。 ステップがびっくりするほど早いもの。 ジプシーの血なのか お母さんもおばあさんも、とても力強い。 中に出てくる5歳くらいの…

「官兵衛」の原書

寺町商店街を歩いていると「軍師 官兵衛」の文字が飛び込んできた。 今年の大河ドラマのタイトルだ。 ギャラリーに入ってみると、つるつる頭の男性がいた。 京都在住の書家さんらしい。 NHKに頼まれて、この書を書いたらしい。 今回、本能寺の変の放映を期に…

夏の京町バまつり京都編

京都町内会バンドのライブを聴きに、拾得へ。 4人のメンバーのうち、現在2人は東京在住とのことだけど ライブでの京都のまったり感はピカイチ! このバンドの、やんわりとした雰囲気と ビミョーなところを突く歌詞と まろやかなハーモニーが 私を魅了する…

こっからの、距離

劇団空晴の「こっからの、距離」を観に、日本橋 in→dependent theatre 2ndへ。 傘寿の日にお母さんのところに訪ねてくる義理の息子一家。 そこへ娘や近所の人が集って 勘違いや本音が錯綜する。 娘にとっては”お母さん”が 他人からは”おばあちゃん”と言われ…

友達

Sundayの『友達』を見に、伊丹アイホールへ。 阿部公房の原作。 見知らぬ人々9人が突然独り暮らしの家に押しかけて 占拠してしまうお話。 友人や家族のように親切を装うのだけれど 独身の青年は少しずつ追い詰められていく。 真綿で首を絞められるような 湿…