ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

うちやまつり

桃園会の「うちやまつり」を観に、伊丹アイホールへ。
昨年亡くなった劇作家、深津さんの追悼公演。

団地の中庭に集う人々の闇の部分が見え隠れする
ミステリーでした。
たくさんの人が出入りするんだけれど
みんなが思わせぶりで
私には真犯人が分かりませんでした。

深津さんとは大学も同じで
演劇の道に進んで
親の田舎も同じで
きっとすごくすれすれにすれ違った人なんだけど
交わることがなかった。

田舎が一緒というのは、昔見たお芝居の描写が、母の実家近くの海辺にそっくりだったから。
それは、確認したことがあるような気がする。

それでもこの方は作品を残した。
その作品を見て、色々思う交流の仕方はあるのだな。