ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

さよなら「からくりTV」

「さんまのからくりTV」の最終回だった。
22年も日曜日のお茶の間を飾ったご長寿番組だった。

「ビデオレター」では、田舎のご両親が様々な隠し事を暴露し、平穏な家庭にもドラマがあると知った。
「セインのファニエストイングリッシュ」では日本人がいかに英語が苦手なのかを笑いながら知り、外交が心配になった。
「みんなの!替え歌」では一般人(というか、どちらかと言うと社会からはぐれた人間)のあり様を歌って、底辺の世界を知った。
「ご長寿早押しクイズ」では、ボタンと間違えてお茶のフタを押しているご長寿さんに、ボケ(お笑い)の真髄を教えてもらった。
達人の子供も発掘していたなぁ。

素人さん達で構成された、楽しい番組だったけど
最近は芸能人の家族だったり、替え歌だったりに変わっていたみたい。

最終回なので、久しぶりに替え歌の名物素人さんが登場していた。
酒井さんというホームレスの方も
麻生さんというアル中の方も
お元気そうだった。

草を食べながらも、お酒を飲みながらも生きてはったんや!
人間って強いなぁ。
強さの秘訣は、替え歌を作って自分の生活を笑い飛ばせる客観性かしら。
お腹を抱えて笑いながら、今回も学ばせていただきました。