ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

「官兵衛」の原書

寺町商店街を歩いていると「軍師 官兵衛」の文字が飛び込んできた。

今年の大河ドラマのタイトルだ。

ギャラリーに入ってみると、つるつる頭の男性がいた。
京都在住の書家さんらしい。
NHKに頼まれて、この書を書いたらしい。

今回、本能寺の変の放映を期に、京都に原書を持ってきたらしい。
え?!ホンモノ?

あれ?でも、縦書き。

「自分は縦書きや右から左へ文字を書くのには慣れているが
左から右への横書は苦手です。
なので、縦書きにしたものをグラフィックで横書きにしました」

書く時点から、横書きのイメージを持っていたらしい。
手書きの自由さを残しつつ、ちゃんと字の軸が通るところがプロだわ。

それに、ホンモノは迫力がある。
「官」の点とか、爆裂してるもの。

撮影は禁止されていたので、
これはテレビで観るのと同じバージョンの横書きです。