Hauptbahnhof Gleisの「The Exception and the Rule」を観に、人間座へ。
外国の劇団じゃありません。
金田一央起さんという日本人が作っている演劇集団です。
”ハウプトバンホフ”と読むそうです。
ドイツ人、ベルトルト・ブレヒトの「例外と原則」という本を
「ありえないこと、ふつうのこと」というタイトルで脚色したお芝居は
とてもシニカルな内容でした。
砂漠を旅する商人と案内人と荷物運びの3人の攻防。
善人は殺され、殺人を犯した商人が裁判にかけられるが無実の判決。
そもそも善人の思考回路が、人々には理解されない。
う~ん。ドイツっぽい。
それでも演劇的には、
お客さんの間を縫って芝居をしたり
歌を挟んだりして、明るくドライに楽しめましたよ。