ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

天使だらけの傷

My Birthday

康リーダーから「舞台上で歯を見せるな」などとわけの分からないダメ出しを受けつつ、『北大阪信用金庫』は無事に終了しました。たくさんのご入場、ありがとうございました。今回は初日に「カラスの赤ちゃん」楽日に「金糸雀(かなりや)」を歌いました。そ…

『北大阪信用金庫』楽日

康組2日目。「お客さんがいっぱい入ったら、東京までタクシーで帰れるぞ」と、康君が何度もハッパをかける。東京までタクシー乗ったらしんどいやん。新幹線やったら2時間で帰れるのに。バツゲームとしか思えへん。「タクシーに乗れるのは、限定1名やぞ」どう…

『北大阪信用金庫』初日

康組初日。猫ひろしさんがたまらない。「その時歴史が動いた」のネタは最高だ。私はさらっと済ませようかと思っていたら、照明の大塚雅史さんが「歌のコーナーのために」と、とってもきれいな明かりを作って下さった。これは・・・!と、プラン変更。しっと…

おとこ祭

開演前はウォーミングアップを兼ねて全員ダンスをするのです。そのまま全員がハケる所までやります。そこで久保田さん(遊気舎)が毎日何かやってくれます。おとついは、気がついたら丸裸になっていました。昨日は、丸裸の下腹に、美津乃あわさん(ファント…

元座長

終盤にかけて、ありがたい事にお客様がどんどん増えてきた!その中に、そとばこまち時代の先輩、生瀬さんと山西さんがいた。終演後、飲み会へ。石原正一氏は劇団時代、数々の逸話を残している。「実質号事件」「じゅんさんのバーベキュー事件」「本屋へ失踪…

東京ゲスト

東京の、日替わりゲストが濃い!言葉では表せません。というか、文字に残してはいけない人達です。昨日のDr.エクアドルさん(ゴキブリコンビナート)が残していった蝋のおかげで、今日も舞台が滑ります。写真は、初日の山田伊久磨さん(エッヘ)の練習した筆…

フェルナンド・ペソアの午後

東京2日目は夜公演のみ。昼に時間があったので、新宿へ。藤原新也さんの写真展が行われているのだ。今回の東京行きで、楽しみにしていた企画の一つ。藤原氏が去年滞在していたポルトガルの写真が飾られていた。エプソンのギャラリーで行われているだけあっ…

東京初日

東京初日が明けた!大阪キャストのあんな人が、こんな人に変化しています。なるほど、石原っちはこんなつもりでこの台詞を書いていたのだなぁ、と納得したり、新しい発見をしたり…。大阪からご一緒した出演者達が、ものすごく昔からの知合いのような気がしま…

下北沢駅前劇場

下北沢駅前劇場で仕込み。大阪HEPホールに比べて、狭いっ!低いっ!セットのあそこを削って、ここを縮めて。組んでみると、立派なセットが出来上がった。でも出演者の居場所がない。何せ駅前劇場始まって以来の出演者数らしいのだ。工夫して、工夫して、何と…

大晦日

『天使だらけの傷』大阪公演、終わりました。楽日は満員御礼。立ち見のお客さんもいらして、本当にありがとうございました。長時間のお祭りになってしまいましたが、楽しんでいただけましたでしょうか?大阪のみの出演者とは、これでお別れ。東京公演で役者…

『天傷』大阪楽日

開演前、一度、オープニングダンスを客席から見たいという要望がかない、男性と女性に分かれて発表しあうことになった。23名の男性が踊るオープニングダンスを客席から見れる、と、女性陣もワクワクしていた。曲がかかり、登場してきた男性達は、皆パンツ一…

あわてんぼう

二日目は、ちょっとしたハプニングがたくさん。私も昼にやってしまった。舞台まで楽屋の笑い声が聞こえてきた。宮都謹次氏(売込隊ビーム)らに「いやぁ、勉強になりました」と言われた。別に、あんたらに勉強させるためにやったんじゃない!!観に来てくれた…

『天使だらけの傷』初日

『天使だらけの傷』が開幕した。石原正一ショー、2年ぶりの復活だ。由紀さんも、お客さんの前に久しぶりに登場した。初日は、ここ2年、私の回り半径3メートルでもっともリクエストの要望が高かった歌、放送コードには決して乗せられない歌をセレクトした…

初日前日!

今日は、梅田HEPホール入り。そして明日はいよいよ初日。OMS劇場最終公演から時を経て、石原正一ショー2年ぶりの復活です。『天使だらけの傷』1970's~80'sの香りを、2004年に生きる役者がプンプンに漂わせます。ショーケンの、水谷豊の、桃井かおりの、池上…

石原ダンス

オープニング全員ダンスの振り付けがついた。コレコレ!これが、石原正一ショーのリズムだ。43人で作り上げる、ロックと歌謡曲の狭間へのオマージュだ!!ギュウギュウで魅せますわよ。写真は、十三で見つけた変テコ看板。これが商店街の会議で承認されると…

プレゼント交換

本日は通し稽古後、クリスマス交換。一人300円で、プレゼントを持ち寄った。クリスマスの歌に合わせて回ってきたプレゼントを開ける瞬間が楽しみ。ヒットは、平林之英氏(劇団☆世界一団)の吹き込んだ、X’mas song CDや、宮都謹次氏(売込隊ビーム)の作…

ニッポンのイブ

「クリスマスイブの下着は、コレで決まり!」という雑誌の特集があった。これ、どういうこと?クリスマスイブは、「きよし、この夜」よね?「セクシー、この夜」じゃないわよね?巷はそんな、性欲と物欲にまみれたニッポンのクリスマス・イブ。稽古終わりの…

イブイブ

今日から稽古場が大阪へ。衣装の入った大きな袋を抱えて電車に乗る。「すいません」と座ると、隣の人も、前の人も大袋。あぁ、クリスマスプレゼントなのね。今日はフルキャストで通してみた。『天使だらけの傷』は社会派芝居だと感じた。時代を縦に切ってみ…

一応ラストシーン

どうやら、出演キャスト数は43人ではないようだ。なにやらチラシに載っていない、新しい人も来るようだ。これだけの人数、一人一人に見せ場があって、人間関係も入り組むと、台本もえらい事になっている。それでも今日、石原氏は何とか収拾をつけた。あとは…

団体行動

『天使だらけの傷』の台本が進んできた。人はたくさんいるのに、新しいシーンの出演者が来ていない。「じゃぁその次のシーンからやります」と言った時には、その次のシーンに出ている山田かつろう氏が行方不明。「じゃぁやっぱりこっからやります」と言った…

新着メンバー

稽古場に日々新しい人が増える。写真前列は昨日まで『ハムレット』の公演だった赤星マサノリ氏と小松利昌氏(共に劇団☆世界一団)後列は宮都謹次氏と菊地秀之氏(売込隊ビーム)写真を撮ってくれたのは、今朝『衛星のコックピット』の本番を終えて東京から帰…

牛乳の蓋

『天使だらけの傷』の重要な小道具として、牛乳のビンが募集されている。一人一本のノルマである。早速、売込隊ビームのメンバーが駅で買ってきていた。太田清信氏が「牛乳の蓋にさす針、誰か持ってない~?」と叫んでいる。「何でそんなんいるのん?」と聞…

本日は靴が35足くらい

『石原正一ショー』稽古場の前には、靴がいっぱい。何せ今回、舞台に上がるのは43人。大阪・東京でWキャストになる人も合わせると、55人だそうだ。稽古場に入っても、知らない顔がたくさん。皆、ちらしの写真と名前を見比べて、確認している。公演が終わるま…

村の時間の時間の時間です

本日から、本格的に石原正一ショーの稽古に合流。この稽古場の雰囲気は、めさめさ昭和だ。4畳半の設定も、かかる曲も、語る台詞も!東京から来た今奈良孝行さん(エッヘ)は、「町田で斉藤清六に会った」と言っていた。「村の時間の時間です」や「バイナラ」…

かけもち稽古

ホールでは一日、ニットキャップシアター『ヒラカタ・ノート』の明かり合わせ。でも今日は同じ建物で、年末から年始にかけての石原正一ショー『天使だらけの傷』の稽古始めでもあるのだ。合間を縫って、稽古を覗く。大阪の面々が集結していて、ワープしたみた…

秋刀魚 苦いかしょっぱいか

石原正一氏と都木淳平氏と、都木氏の家で飲む。都木氏の妻、上田友子嬢は息子を連れて帰郷中。だから、3人でさんまを焼く。脂が乗って、非常に旨い。わさび大根おろしに柚子醤油をかけて、なお旨い。クチバシの先が黄色いのは、新鮮な証拠だとか。「秋刀魚は…