イタリア人監督による映画の撮影。
送られてきた台本は、イタリア語だった。
でも私の場面は日本語らしい。
ほっ。
翻訳したのは、奥様のJUNKOさん。
「言いにくい言葉があれば、変えてくださいね」
と言ってくださった。
脚本と監督はマルコさんとアントニオさん。
「スタッカート バンビーノ レイ ディマージオ」みたいなイタリア語で
JUNKOさんが「ノスタルジックにお願いします」と通訳してくれる。
の、のすたるじっく?
JUNKOさん「郷愁的に」
むむむ、難しい。
「アクチオーネ!」で演技開始。
監督が「シ!プレゴ アンダンテ グラッツェ」みたいにつぶやいている。
JUNKOさん「すばらしいです。こちらが注文しない方がいいみたい。やりやすいようにやってください」
と言われて、色々試した。
最終的に、いいのが撮れたみたいで良かった。
最後の台詞「もっとそばにいてほしかったのに・・」は
原本では「もう一度キスして・・」だったらしい。
JUNKOさん、
(それは日本の風習にない)
と思って変えてくださったらしいけど
イタリアで上映される時は
「もう一度キスして・・・」と字幕が出るのかなぁ。
その辺、演技と一致しているのか、心配やわぁ。