ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

イタリア映画の日本ロケ

イタリア人監督による映画の撮影。
送られてきた台本は、イタリア語だった。
でも私の場面は日本語らしい。
ほっ。

翻訳したのは、奥様のJUNKOさん。
「言いにくい言葉があれば、変えてくださいね」
と言ってくださった。

脚本と監督はマルコさんとアントニオさん。
「スタッカート バンビーノ レイ ディマージオ」みたいなイタリア語で
JUNKOさんが「ノスタルジックにお願いします」と通訳してくれる。
の、のすたるじっく?
JUNKOさん「郷愁的に」
むむむ、難しい。

「アクチオーネ!」で演技開始。
監督が「シ!プレゴ アンダンテ グラッツェ」みたいにつぶやいている。
JUNKOさん「すばらしいです。こちらが注文しない方がいいみたい。やりやすいようにやってください」
と言われて、色々試した。

最終的に、いいのが撮れたみたいで良かった。

最後の台詞「もっとそばにいてほしかったのに・・」は
原本では「もう一度キスして・・」だったらしい。

JUNKOさん、
(それは日本の風習にない)
と思って変えてくださったらしいけど
イタリアで上映される時は
「もう一度キスして・・・」と字幕が出るのかなぁ。
その辺、演技と一致しているのか、心配やわぁ。