ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

むつとカブラ

すっかり恒例となった
蕎麦處「笹屋」にて、特別コースを戴く。




今回のオーダーは、「ムツ(魚)」と「蕪(かぶら)」
脂っこいのが好きなAちゃんと
冬の根野菜好きな私のリクエストだ。
むふ~。

大将が考え抜き、
腕によりをかけたそのメニューとは・・・。

1.八寸(汲み上げ湯葉、出巻き、蕪とシソの梅肉巻き、カモロース)
2.かぶらと三枚肉の煮浸し
3.赤ムツとモンゴウイカのお造り
4.銀ムツ入りかぶら蒸し
5.赤カブと菊の酢の物
6.海老とタラの芽の天ぷら
7.銀ムツステーキのキウイソース添え
8.蕎麦豆腐
9.蕪おろし蕎麦
10.蜜漬けかぶら入りババロアと苺

錫に入った熱燗も戴きました。

ムツ尽くし、かぶら尽くしの10点。
ムツのお刺身はむっちりと脂が乗っていて、とろけました。
蕪おろしは大根おろしよりも、まろやかで食べやすい。
何たって私は、かぶら蒸しに満足!
中からムツも出てきて、お楽しみ感も満載!
ババロアに秘められた蕪は、野菜ではなく完全にデザートだった。

笹屋さんはこの宴のために、
何種類ものかぶらを研究したそうだ。
いつもいつもありがたい。

主人となってお客さんをもてなす事を
「饗設」(あるじもうけ)と言うらしい。
「馳走」という言葉は、もてなすために奔走する意味だから、
主人よりも低い地位の者が行うとか。

笹屋の大将は、いつも肝を据えて饗応してくださる。
お弟子さんもスタッフの方も、ありがとうございました。

今回もしかと、気持ちが伝わりましたよ。