ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ハンサム・ウーマン

大河ドラマ『八重の桜』が始まった。
今年は同志社大学創立者新島襄の妻、新島八重が主人公。
同志社乙女(同志社女子中高出身者は自らをこう呼ぶ)としては、見逃せない。

でも番宣を見て、どうもしっくりこない。
我々の知っている八重さん像は、綾瀬はるかではない。

見慣れた像はこんな人だ。
ふっくら、骨太な人だ。
新島襄も手紙で
「彼女は決して美人ではありません。しかし私が彼女について知っているのは、美しい行いをする人(ハンサム・ウーマン)だということです。私にはそれで充分です。」
と書いているくらい。

鉄砲を持って戦っているシーンはポスターになっているが
襄が亡くなった後も茶道を究めたり従軍看護婦になったり
例え大学関係者から嫌われようと
バリバリ行動するおばちゃんなのだ。

イメージ的には、この映像が一番近い。

ええ分かってます。
これじゃ全国的に共感されない。
視聴率が上らない。

綾瀬はるかさん、せめて精神的にだけでも八重さんのぶっといところは伝えてくださるよう、どうぞよろしくお願いします。