ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

京都図書館大会

第24回 京都図書館大会に参加するべく、同志社大学寒梅館へ。

「インターネット資源を活用する ~オープンデータと図書館~」というテーマで、2つの講演を聴く。

常世田良先生(立命館大学文学部 教授)のお話は
「図書館の機能を見直す~課題解決型サービスとオンライン資源~」
日本の典型的な公務員のパターン”上からの指示待ち”では消滅する!
という前提から、自己判断自己責任型社会の提案。
例えば図書館司書なら、”起業のお手伝い”や”病気の相談””3Dプリンターの提供”など、
情報調査の専門家として積極的に関わって行きましょう!
とハッパをかけておられました。

大向一輝先生(国立情報学研究所コンテンツ科学研究系 准教授)は
国内や市町村単位で公開されているオープンデータについて分かりやすく解説。
電力消費量や公衆トイレの場所、市バスの運行状況なども加工しやすいデータで公開されていることで色んなアプリケーションで楽しく使えるようになるそうです。
「試しに作ってみましょう」と、京都の国勢調査や将来の推計人口を使って、年齢推移のソフトを作っておられました。

すんごいなぁ!

csvがつながって、宇宙が形成される感じ。

データを提供できる側にもなれるんですよ、というお話でした。
う~ん、クリエイティブ!

まずは、今日初めて知った”ハッカソン”と”アイデアソン”という言葉を使いこなせるところから始めたいと思います。