ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

パックマンズショー

ベトナムからの笑い声」の「パックマンズショー」を観に、スペース・イサンへ。

ベトナムからの笑い声」は、
ホーミーの集団ではなくて、
ベトナム人でもなくて、
日本の社会人によって構成されている、京都の劇団。

チケット代は安い(1800円)し、独特の笑いがあるって評判を
ずっと聞いていた。

本当に独特だった。

「今回は長編です」とチラシに書いてあったけど
半分は映像だったので、
俳優は開演中もゆっくりできるやろなぁ、と思ったり。

映像と言っても人形劇で、
その人形もありモンで(ミッキーマウスとかおしりかじり虫とか)
どんだけ小道具手ぇ抜いてるねん、と思ったり。

俳優さんは、他の舞台では見かけない、本当にサラリーマンぽい人達で
声は小さいし。

最後なんて、テーマソングに合わせて人形が踊るんだけど
手がだるくなってきたらしく、
それまで大切にしてきた人形を放っていた。

終演後、後から後から笑いがこみ上げた。
あぁバカバカしい。面白い。
あの人達はこれがあるから社会人もやってられるんだろう。
ある意味、「サラリーマンNEO」よりリアルなサラリーマンの生態だわ。