ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

うまかった

3月『源氏物語と京の雅事業』を主催した
京都市芸術文化協会」に召集を受ける。
ここは「藝文協」という情報誌を刊行しているらしい。
その取材に協力してほしい、と依頼があったのだ。

集まったのは、荒木千恵嬢(ベトナムからの笑い声)、渡辺ひろこ嬢(飛び道具)、私。
「当日は軽食をご用意します」に釣られてやってきたのだ。
私を始め、みんなきっとそうだ。
我々、演劇チームは食にこだわりがあった。
平たく言えば、食い意地が張っていた。

通し稽古では控室に残されたサンドイッチを巡り、
壮絶なじゃんけん合戦が繰り広げられた。
(しかもそのサンドイッチは日舞チームの残りものであり、
争奪戦をしている時に入って来られて青くなった)
リハーサルと本番の、どの日にお弁当が出るのか、
制作の方に食い下がったこともある。

その食い意地が、ここにも出た。
とりとめのないお話をしながら、
(やっぱり前田珈琲のサンドイッチは最高やなぁ)
と思いながらムシャムシャいただいた。

実りある取材になったかしら?
インタビュアーの方が帰られた後、心配になった。

次号発行は、7月1日だそうです。
写真に食べているところが写っていたら、それです。