ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

黴菌

『黴菌』を観に渋谷、シアターコクーンへ。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの作・演出作品。
昭和20年の終戦を挟んだ、お金持ち一家4幕のお話。
上演時間は3時間半。
以前、ナイロン100℃を見た時はスプラッターだったけど、
本日はえぐいシーンはチラリ。
最後に兄弟3人で途方に暮れる様子は、チェーホフの「三人姉妹」を彷彿とさせました。

上演時間は3時間半。
900人入るホールに立ち見がぎっしり。
26日楽日まで9500円のチケットは全席売り切れだとか。

休憩時間、客席に鈴木京香さんの姿を発見。
(知り合いが出演されているのかしら?)と思っていたら
若い俳優さんは長谷川博己さんではないか?!
『セカンド・バージン』で元カップルだった2人だ~!
と、俄然、”行さん"の手に集中してしてしまいました。

終演後、生瀬さんに「大作ですね」と言うと
「大作ってどういう意味や?時間が長いことが大作ちゃうぞ。1時間でも大作はあるんや」とギロリとニラまれた。
みんなに言われてはるんかなぁ・・・。