ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ぶんげいマスターピース工房

ぶんげいマスターピース工房Vol.3に向けた『シェイクスピアコンペ』を観劇。
何を隠そう、『チェーホフの御座舞』は、
このぶんげいマスターピース工房から派生した、特別編なのだ。

前回のぶんげいマスターピース工房2007は、チェーホフがテーマだった。
『競作・チェーホフ』と題し、3団体で競い合った。
どの団体も審査を経た精鋭揃いで、参加側としてはドキドキだったが
めでたく、ごまのはえ演出の『結婚申込』が最優秀を獲得し、
2008年のぶんげいマスターピース工房Vol.2『三人姉妹』上演に結びついたのだ。

あの頃はアントン・チェーホフとこんなに深い関係になるとは、思ってなかったなぁ・・・。

次回『チェーホフの御座舞』では、
チェーホフさん御自身もたびたび出てこられます。
お医者さんだけどひねくれ者だとか、
意外に純粋なところもあるのねとか、
色々性格も分かってきた気がします。

噛めば噛むほど味わい深いマスターピース(=名作)。
今回、シェイクスピアに関わる団体さんも、
ウィリアム→ビリーと呼べるくらい仲良くなれたらいいね
などと、おせっかいながら思いました。