ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。
東京で観てくれた友人が
「日本人、ギリヤーク人、朝鮮人が三姉妹みたいに仲良しだったってところで『人類みな兄弟』じゃないけど、平和について考えた」
「笑いの中にも、『お芝居が社会に役立てるか』とか色々こめられていて、面白いだけじゃない深さがあった」
「ひめさんは、いいお芝居に絡めて幸せですね」
と言ってくれました。
嬉しい。
ありがたい。
今回の芝居中、「三人姉妹」でのヴェルシーニンの長台詞が3回差し挟まれていました。
「人類は進化します～うんぬん～そのために祖父や父よりもっと多くを見たり知ったりしなければならない」
京都ぶんげい会館は2年前、父が珍しくお芝居を観に来てくれたところ。
そして、それが最後の観劇となりました。
（私は父さんよりたくさんのことを知ってるのかな？
自分が消え去っても、次の時代に何かを残せるかな？）
などと、客席に父の姿を探しながら椅子の上に立っていました。
お芝居を観た人が、帰りの電車や数日後、色々持ち帰ってもらえるような、すそ広がりの内容だったと思います。
観ていただいた方と色々お話もしたいです。
関係者の皆様にも、感謝。
仙骨を折った時、こっそり泣いている私のお尻に冷たい手を当て続けてくださったぶんげいホールのT村さんにも、心からのありがとうを！
