ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

弟子の魂、百まで

京都在住の1月生まれでお誕生会。
3人とも、劇団出身で今はフリー。

師匠はいつまでたってもコワい。
というような話をする。

劇団時代、座長に絞られた話から始まり、
「今なら経験を積んだので、もう少し渡り合えるのに・・・」など言っている。

いやいやそれとこれとは別やで。
先月、私がかつての座長(生瀬さん)の3時間半にわたる舞台を観た後に
あたふたした話をして、爆笑される。

生「芝居どうやった?」
私「いやぁ大作でしたねぇ」
生(ギョロっと目が光る)「大作ってなんや?」
私「え・・・っと」
生「時間が長いのが大作ちゃうぞ。1時間でも大作はあるぞ」
私「はい。すみません」

聞いていた2人に
「それは生瀬さん、楽しんでるなぁ」
と言われたけど
こちらとしては、ヒヤヒヤである。
帰り道は反省だらけ。
ちょっと誉められたら嬉しいし、
怒られるといつでもあの頃の私に戻って落ち込む。

ま、そんな師匠がいるってことは、
まだまだな自分を感じられてありがたいとも言えるかもねぇ。