ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

かえるくん、東京を救う

朝6時に京都駅に着いて、
14時からお芝居を観る。

『かえるくん、東京を救う』
@京都文化芸術会館 和室
村上春樹
豊島由香さんによる、朗読劇だ。

不思議な話だったけど、
惹きつけられて、あっという間の濃い1時間だった。
豊島さんが注意事項を言って、電気を消した。
明転すると、そこに、かえるがいた。
大きい口を開けてワハハと笑っていた。
その口に歯はなかった。

風采の上がらない信用金庫の片桐さんと
2mくらいのかえるくんの物語をやろうと思った豊島さんは不思議な人だなぁ。
でもかえるくんのおかげで東京は今日も無事なのだ。
私もこうして、帰ってこれたのだ。

戦ったかえるくん、応援した片桐さんにもありがとう。
終演後、たまたま会った伊沢はるひさん(劇団飛び道具)とお茶にいく。
「豊島さんは変だ」という話をする。
寝てない私のとりとめのない話に付き合ってくださり、ありがとうございました。