ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

けったいなお茶の間

おかげさまでニットキャップシアター『こんなにもお茶が美味い』 東京公演も無事に幕を下ろしました。

舞台上から感じるお客さまの反応は
日によっても違うけれど
場所による違いもあります。

京都の客席では終始、くすくすと笑いがこぼれていました。
「私の家族を思い出した」
なんて感想をいただきました。
のんきな家族の様子を
自分に近いと思っていただいたのかと思います。

東京では
「不思議な家の話ですね」
「怖かったです」
等の感想をちらほら。
シュールな家族として捉えられたようで
近所のどこかにある、不気味な家の話、という感覚でしょうか?

アフタートークでアマヤドリの広田淳一さんが開口一番
「けったいな芝居ですね~」
と言いながらかなり詳しく見てくださっていました。

けったいなお茶の間やけど
時代に流されながらも強く生きていく3人姉弟妹を
含み笑いして観ていただければ、幸いです。

札幌はどんな文化かな~?
これも旅公演の醍醐味ですな。