ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

「キャホー」と言いながら亭主が帰ってきた

ナイツ独演会『「キャホー」と言いながら亭主が帰ってきた』大阪公演を観に、大阪国際交流会館へ。

 

ここ3年、ライブビューイングやパブリックビューイングでは観ていたけれど、生ナイツは初めて。

映画館ならニヤニヤ止まりなのに、会場だと、マスク越しに思い切り笑えるのが嬉しい。

 

オリンピック、野球(丸選手や新庄監督、ハンカチ王子)、マリトッツォ、小室ファミリー、TickTockなどなど、2021年のいろんな話題を取り込んでいました。

合間の、棒グラムの映像が秀逸でした。塙さんの、棒演技を21パターン披露。死んだ魚のような目や、不自然な姿勢、犯人と思われても仕方がない怪しさ。

土屋さんが主演の、気づかれないもんじゃ焼きドラマも、とてもよく出来ていました。

自分達の漫才を見失った時、「僕らの故郷は”時事ネタ”でしょう?」と励ます土屋さんの台詞も良かったなぁ。

 

あ~楽しかった。

そして、11/27(土)に控えている、焼酎亭AIホール寄席での時事落語とは、おちょくり方がかぶってないので、ひとまずヨカッタ。

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上品な八宝菜

河原町丸太町の「マダム紅蘭」で中華料理をいただく。

以前から話題になっていたお店なので、ウキウキ。

メニューに『上品な八宝菜』という料理があった。

『上品な』って、自分で言うんや…。

おススメページと、通常メニュ―、どちらにも載っている。

よっぽど自信があるに違いない。

 

「そう言えば『高級食パン』って看板だしている店も、笑っちゃうのよね~」と、友人。

 

せやなぁ。

『上品』も『高級』も、自分で判断するより

他人が評価する基準やなぁ。

 

運ばれた八宝菜は、たくさんの野菜が入って色鮮やか。

サツマイモ、クワイ、コーン、ブロッコリ、ニンジン、白菜、チンゲン菜、銀杏、マッシュルームetc。

薄味だけど、野菜の味がふんわりおいしい。

なるほどこれは、上品や。

写真は、デザートにいただいた、仙草ゼリーです。

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菊スイーツ

植物園の駐車場に、行列ができていると思ったら

文化の日は植物園の入場料が無料になるようだ。

 

今日は母と植物園へ。

菊をじっくり見た。

じっくり見ると、スイーツに見えてくる。

白いぼってりとした菊は、ケーキに乗っている生クリームみたい。

食べたら苦いのにね。

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どれも、大切に育てられている様子が伝わってくる。

 

大芝生地では、菊人形の音楽会。

こうなってくると、菊を見るというより、アイデアを愛でる会。

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ボッチャ大会2021

トヨタカローラ京都杯 第2回京都ボーダレスボッチャ大会に参加するため、京都市障害者スポーツセンター へ。

ボッチャは3人一組で挑むゲーム。

「はひふのか」より「は」「ひ」「ふ」で参戦。

この大会、去年の第1回も参加したのだ。

himechiz.hatenablog.com

今年は、せめて一勝はしたい。

けれど、特にトレーニングを積んだわけではない。

再度、ルールを復習するところから。

 

結果、3戦3敗でした。

他のチームが決勝試合をしている間、車椅子のレフリーさんが「はひふチームさん、どんどん練習してください」とコートを空けてくれた。

そこで、上から掴む投げ方があること、重心が変化するので、まずは球を揉むこと、放り投げると球が変形するので、回転が鈍くなること、ジャックボールの手前に球を置く作戦や、ジャックボール自体を動かす作戦など、特別レッスンしてくださった。

来年まで覚えてるかな~?

来年も、参加できるかな~?

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やっとこさ新米

昨年いただいたお米があまりにおいしくて、5㎏があっという間になくなってしまったので、

himechiz.hatenablog.com

今年は、田植えの時から京丹波町にお米を予約した。

しかも多めに20㎏頼むことにした。

白ご飯好きな友人に連絡したところ、「30㎏ほしい」と返事があった。

2人で50㎏。結構な量やな。

その後友人から「考えてみたら30㎏を保管しておくスペースがないから、20㎏にする」と連絡。

その前に精米料金についてわいわいやり取りしたので、これ以上農家さんに修正するのも何やしと、私が30㎏いただくことにした。

 

結果、腰が抜けるかと思うくらいの重さのお米が10/7に家にやってきた。

わ~い♪実りの秋♪

せやけどその前に買った10㎏のお米が、なかなかハケない。

毎日毎日旧米を食べ続け、本日やっと、新米にたどり着いた!

 

やっと会えたね、新米ちゃん。

人間の新米は色々手がかかるけど、お米はピッカピカ。

味わいがあって、おいしすぎ!

それにしてもたくさんありすぎて、しばらく、私からのプレゼントはお米になります。幸せのおすそ分け。お誕生日の方はお楽しみに。

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囃子談義

そろそろコロナも下火になり、平成女鉾清音会の練習再開に向けて検討すべく、パートリーダーで会議。

 

鉦方リーダー、笛方リーダー、太鼓方リーダー+囃子方代表、実際にそろって顔を合わせるのも久しぶり~。

議案のちゃっちゃと運ぶこと!

(早く飲みたいからね)

 

ひと通り話がまとまって、アルコールタイム♪

お酒が入っても、話すのは囃子の事、会の事。

次への課題やメンバーの近況、未来の夢など、閉店時間まで話は尽きない。

忘れかけていた、楽しさ。

そして仲間達も、人生の宝物。

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見学で縮む

AI・HALL寄席に向けてのオンライン稽古、の見学。

席亭から「この時点で本番レベルまでできてないとあかん」と、厳しいお言葉。

「覚えてスラスラ言えるだけではあかん」

「役者がやるんやから、感情の流れを気にしてほしい」

「それぞれの役が見えてる景色まで想像するように」

席亭から、一人一人への丁寧なダメ出しやアイデアの提案。

 

見学しているだけでも、参考になるわぁ~。

など余裕もなく、実は震え上がっている。

覚えたつもりでも、座布団に座ったり、着物を着たり、ギャラリーがいると、全然思い通りにできないことがあるもんね~。

引き締めて、自主練、がんばらにゃー!

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『焼酎亭AI・HALL寄席~豊穣~』

 ■出演
【昼席】13時
焼酎亭ワイン(日詰千栄)
焼酎亭サングリア(ののあざみ)
焼酎亭ヴォジョレー(大森千裕)
振り袖かを里(船戸香里)

【夜席】17時
焼酎亭杏露(石井テル子)
焼酎亭八海山(千田訓子)
焼酎亭林檎(西原希蓉美)
焼酎亭赤鹿毛(阿部遼子)

■日時 2021年11月日27日(土)昼席13時/夜席17時(受付・開場は開演の30分前)

■会場 AI・HALL  イベントホールホワイエ
    〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
■予約

焼酎亭予約フォーム 
アイホール TEL: 072-782-2000(9:00~22:00/火曜休館)Mail: info@aihall.com 

■入場料 1000円(全席自由)

■配信チケット 1,000円
○昼寄席 https://v2.kan-geki.com/live-streaming/ticket/462 

○夜寄席 https://v2.kan-geki.com/live-streaming/ticket/463

■席亭 焼酎亭七夕(宮川サキ)、焼酎亭菊正宗(菊地秀之)

■お問い合わせ
焼酎亭     aihallyose@gmail.com
アイホール 072-782-2000(9:00~22:00/火曜休館) info@aihall.com                  

共催/伊丹市立演劇ホール

選挙前日

明日は衆議院選挙。

選挙のルール、ここへ来て、またよく分からなくなっている。

小選挙区は人を選ぶ。

比例代表は、党を選ぶ。

比例区で、どの党に入れたら、誰が当選するのか、結構あいまい。

何より党名の略称が、”立憲民主党”も”国民民主党”も”民主党”になっている。

これ、大問題やと思うけどなぁ。

投票日の前に、修正できひんのかなぁ?

 

”投票マッチング”というサイトで、回答してみたら

これまで意識していなかった党と私の考えが相性がよかった。

タイプじゃなかったのに、なんか、意識してしまうやん?

有権者のココロは、揺れ動きがちなのよ。

 

でも選挙は絶対行く。

今から(忘れたらどうしよう?)と心配するくらい、大事な権利だと思うから。

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さよなら京カード

トラフィカ京カードが廃止になるらしい。

9月いっぱいで、販売も中止になってしまった。

京カードは、市バス・地下鉄・京都バスで利用できる割引付きの磁気カード乗車券。3,000円カードは3,300円分、1,000円カードは1,100円分と、1割お得。

デザインが岡崎動物園のキリンだったり、京都アニメのキャラクターだったりして、切符の自動券売機で購入するたび楽しみにしていた。

ただ交通系ICカードを「ピッ」と読ませるのに比べると、京カードは市バス料金箱がカードを吸い込んで印字するので、降車時に時間がかかってしまう。

結果、後ろの人を待たせる現象となり、少し肩身の狭い思いもしていた。

 

これからは、ICカード社会になるんやな。

使い捨てのカードや切符を使わない、エコの面では、いいのかな?

 

とか思いながら京都市交通局のページを調べていたら、あれ?ICOCAよりPiTaPaの方が値引きがあるの?

ICOCAのポイントって、毎月自動券売機で加算しなきゃいけなかったの?

色々情報を発見。

サービスは使いこなさなきゃねぇ。

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新型インフルエンザパンデミックの黙示録

朝の書架整理でこの本を見つけた時、(2012年に新型ウイルスのパンデミックを予見した医師がいたのか⁈)と、一人で色めき立った。

著者から寄贈されて、図書館に受入れた単行書のようである。


内容は”預言書”というよりは、2009年に発現した、8本の遺伝子を持つ新型インフルエンザウイルスのパンデミック(騒ぎ)を検証したものであった。
一時はWHOがフェーズ6を宣言し、政府やマスコミが危機感を煽るも、極めて軽症であり、終息した。
筆者はこの「感染列島狂騒曲」を「外れも外れ、大外れ」と痛烈に批判している。

当時の新聞記事や関係者の意見を取り上げては、揶揄するコメントを記している。

2021年に読んでみると、益川敏英ノーベル物理学賞受賞者)氏の意見

「社会的には騒ぎになったけれど、僕は、ああいう騒ぎは基本的に悪い事じゃないと思う。大騒ぎしたことで、特に重大な損失があったわけじゃない。トレーニングだと思ったらいいのであって、むしろ、今度同じようなことがあった時、<前はたいしたことがなかった>と逆作用の方が恐い」

など、なかなか本質をついていると思われるが、
筆者は「豪放磊落を絵に描いた言葉だ。流石に、人間離れしている偉人の考えることに常識は通じない」とコメントしている。

8年後、世界的な新型コロナパンデミックを経験した者としては、これらコメントを読み進めるうちに「パンデミックなめるな」と腹立たしくなってくる。

が、マスク不足やPCR検査、ハイリスク群への警鐘、ワクチン開発など、今回も浮上したトピックに2012年時点で触れているという点で、先見の明を感じる部分が、なきにしもあらず、である。

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