ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

真の芸術は愛にあるのです

シャガール展2012ー愛の物語ーを観に、京都文化博物館へ。

淡い色彩で浮遊感の漂う絵画たち。
けど、絵描きさんというのはよく分からない。

モスクワのユダヤ劇場壁面に描かれた絵は
首のない人間や、書きかけ落書きのようなもの。
これ、完成されているの?!

幸せな夫婦が空を飛んでいる絵の下に
お尻を出してしゃがんでいる男の人。
何かの暗喩?!
それとも悪ふざけ?!

「愛の画家」と言われて、奥さん(ベラ)をたくさん描いてるけど
2回目の結婚をしたら、その妻とのツーショットも描いている。

博物館ではシャガールの人生や解説があったけれど
そんな、単純に割り切れるような人間ではありませんよ~
と絵が語っている気がした。