ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

オルセー美術館展

神戸市立博物館で、オルセー美術館展を観る。
マネ、モネ、バジール、ルノアールetc.
19世紀の画家は互いのアトリエで集まったりしていたようだ。
落選した絵を掲げ、おのおの寛ぐ様子を描いた絵も展示されていた。
この絵には審査員に対する皮肉も込められているらしい。

こういうのを観て21世紀の私が思うのは、
この人達も落選で落ち込んだりしたんやろうなぁ。
サロンでは尊敬や嫉妬が渦巻いたりしてたんやろなぁ。
そして、
やっぱり”作品”は強いなぁってこと。

当時の批評家や世間が何と言おうと、作品は残る。
時代を超えて評価される。
こうやって、時間と距離を越えて私の目に彼らの世界を見せるのだ。

まぁ大げさやけど、私達も、あれやね。
才能ある作家を発奮させ、良い作品を創作してもらって、後世に残さなあかんね。