ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

木村伊兵衛写真展

木村伊兵衛写真展を観に、東山の何必館(かひつかん)へ。

大正~昭和の人々が写っていた。
農作業をしている人、東京新橋を歩いている人。
昔の人は、体つきがしっかりしている。

エキスポランドバレリーナのコスチュームを着て
記念写真を撮られている女性2人組の四角いお尻を
後ろからじっと見ている女の子の写真があって
思わず笑ってしまった。

よく、人がいなくなるのを待って撮影する人がいるけれど
私は断然、通りすがりの人も写ってる写真を撮りたい。
何てことないショットでも、ドラマは隠されている。
時代の流行りや感情が切り取れるもの。

今や猫も杓子もカメラを携帯している時代。
さぞかし名作が生まれていることだろう。
ま、公開するのには注意がいりますけどね。