閉場後30分にかけつけた展覧会は間に合わず。
なぜか後片づけを手伝う羽目に。
片づけながら「この写真、いいですねぇ」
「この版画は原画ですか?へぇえ」などと、感想を述べる。
その後、写真家のN氏、版画家Y嬢と会場近くの「五條楽園」を探検。
ここは遊郭だったらしい。
その前は処刑場。(石田三成もここで、とか)
その前は廻船場。
人の情けや恨みが積もり重なっていそうなところだ。
建物の壁が丸かったり、
ステンドグラスがはめ込んであったり、
カラフルなタイルが敷き詰めてあったり、
栄えていた頃はワンダーランドやったんやろなぁ。
今はすっかり使われていない玄関の建物の中で、
時折人影が動く気配がした。
たくさん写真を撮ってもらったけど、
後ろに何か写ってないか、
ちょっと心配やわぁ。