ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

店長のブロー

次回の役柄に合わせて髪の色を変えようと、ニューオープンの美容院へ。
前回、(いつもの美容院が最高や。やっぱり浮気はしない)と心に決めたのに、
料金20%オフのパンフレットと、
(カラーリングだけやし)という言い訳と共に、近場に行ってしまう私。

カラーリングは6800円より(スタイリングは別)
とあった。
(スタイリングとは、どこからを言うのだろう・・・?)
一抹の不安を抱えながらも、
鏡の前に座りタオルを巻かれると、”まな板の上の鯉”状態。

ニューオープンのせいか、美容師さん達の動きはおぼつかない。
「トリートメントをしますね」には「そうですか」と返事をしたものの、
イチイチ段取りが悪い。
羽ぼうきを振りながら近寄る人がいるな、と思ったら
「私、店長です」と話しかけられた。
「トイレはよろしいですか?」と聞かれて「大丈夫です」と答える。
店長ならもっといいことを聞いたらいいのに。
電話では1時間半と聞いたけど、2時間半も経ってしまった。

イライラしだしたところで、シャンプーをし、少しリラックス。
だがその後のドライヤーも、モタモタ。
髪が乾いた頃、先ほどの店長に交替。
軽く触った後「少しお待ちください」とまた待たされる。

店長たら、別のお客さんのカウンセリングを後ろで聞いている。
何でや?私はもうすっかり乾いてるやん。
振り返ってアピールしていると
店長戻ってきて「スタイリング剤をつけますか?」と聞かれた。
「もう時間がないので出ます」と言って席を立った。

レジで清算の時に
「カラーとトリートメントとブローの代金より20%オフで7800円です」と言われた。
ブローなんて、お願いしてないぞ!

だが私の友達は、美容院でビショビショのまま帰らされたことがある。
ブローを頼まないと、そんな目に遭うのかしら?
店長ブローは(触っただけやのに)
トップスタイリストとしての特別料金設定やったんちゃうやろか?

納得できないまま、自転車で移動。
行くはずだった展覧会は後片付けしていた。
おまけに途中で雨に降られて、ビショビショ。
あ~ついてない。ブロー代、返せ!