ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

カメラマン失格

今日はAちゃんのカメラマンになった。
新しいワンピースを買ったので、着用した写真を撮ってくれと頼まれたのだ。

デジカメで撮ると、一々確認される。
全身写真は「足が太いから」と消去された。
アップは「二重顎やから」と消去される
次は「お多福みたい」と消去。
上半身の写真は「ウェストにピチピチの線が入っている」と消去。
次は「妊婦みたい」と消去。

何枚撮っても合格が出ない。
断っておくがAちゃんはふくよかな体型である。
でもそれを自覚していない。
どこにも、彼女が思っている自分が写っていない。
そして責任はカメラマンに。

「こうなったら藤原紀香が写ってないと満足しないんとちゃうか」と言うと
「紀香やったらええよ。米倉涼子やったら許さへん」と言われた。
Aちゃんの自意識って・・・。