ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

なんだかうれしい

昨日は妹の誕生日。
谷川俊太郎が書いていた「生きる歓び」という言葉を贈った。
ふと感じる小さな喜びの瞬間を、ひとつひとつ挙げていこうという、という絵本。

そんな ”すぐ忘れてしまうささやかな歓び” を私も探してみた。

・御所の桜のつぼみが膨らんできた。
・作ってみた白菜料理がおいしかった。
・友達に借りたドリカムの新譜が良かった。
・イチゴを買って帰ったら、部屋中に匂いが立ち込めた。
・たまたま手に取ったボールペンが書きやすかった。

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生きる事がお釈迦様のおっしゃるように四苦八苦の連続であるからこそ、たとえどんなに些細なものであっても、人間はいつの世にも歓びを求めずにいられない、おそらくは子ども以上に大人が。
~(中略)~歓びは快楽とも楽しみとも違って、お金でも買えないし人から貰ったり奪ったりできるものではなく、いのちの源から湧いてくるものだから、計画が立たない。悲しみも苦しみもあっていいから、同時に歓びを失わずに死ぬまで生きたいと私は願っている(略)
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日々、生きる歓びを感じながら生きていこう。
自分から湧き出るモノを信じて行こう。

写真は、通りすがりの家の前に置いてあったみかん。
「お好きな方はお持ち帰りください」と書いてありました。