ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

導火線

『愛のテール』通し。
去年11月から6ヶ月間つきあったお芝居の、稽古場での最終通しだ。
すでに1500人以上のお客さんに見せてしまったお芝居の、
キャストスタッフ確認通しだ。

「日詰さん、もちろん何か考えてるんでしょ?」と大木湖南氏に聞かれた。

いや私は正直、無難なネタしか考えてなかったのよ。
大木君なのよ、けしかけたのは。

ウォーミングアップをしながら、
本日の舞台の説明を聞きながら、
一平ちゃんにちょっかいを出されながら
ネタを考えた。

芝居の流れを止めず、
でも火傷するくらいの威力を持った
内輪でだけ披露できるネタ。

・・・まぁ、ウケたけどね。
ウケた嬉しさより、
通し中の大木君のつっこみの方が正直恐かったわ。
台詞も飛ばされたし・・・。
振ったん、君やんかいさ。

ほんで通し後、「あのネタは本番でも使えますよね」と
また振ってくるの、どやさ。


(いえ怒ってるんちゃうんよ~感謝してるんよ~)