ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

鏡の池占い

八重垣神社の奥の院には池がある。
鏡の池と言い、クシナダヒメが飲んだり自分の姿を映したと言われている。
そこで、恋占いができるのだ。

和紙を浮かべると、そこに文字が浮かんでくる。
私は「金運に恵まれる縁」と出てきた。
こ、これから当たるのかな・・・?

そこへコインを乗せて、池に沈む様子を観察するのだ。
すぐに沈むと、すぐに出会いがある。
遅く沈むと、出会いにまだ間がある。
遠くへ沈むと、遠くに縁がある。
近くへ沈むと、身近に縁がある。

写真を撮っている間に、岸辺からほどよく離れたところで、紙はゆっくり沈んだ。

この池には、コインがいっぱい沈んでるんやろうなぁ。
10円玉から滲出した銅がいっぱい含まれてるんやろうなぁ。
イモリが、スイスイ泳いでYさんの紙を引っ張っていた。
イモリは銅に強いんやなぁ。