ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

三と八

八坂神社へ、平成女鉾新会長の紹介とご挨拶。

2021年10月に就任した野村宮司は、平成女鉾を建てた10周年や20周年で御祈祷にいらして、祝詞を唱えてくださった神職さん。

石川県七尾のご実家(久志伊奈太伎比咩神社)は、女鉾がお祀りしている櫛稲田姫命主祭神だそうです。

 

八坂神社の本殿の地下150mには底なしの地下水があって、龍神様と縁が深いという話から、祇園祭は水と空気を浄化する祭であると伺いました。

山鉾巡行は空気を清め、神輿渡御は水を清めて、疫病を鎮めるそうです。

「鉾」という漢字の起源や意味、鉦の波動は清める力があるなど、

歴史や漢字や陰陽や自然現象…多岐に渡るお話を伺いました。

 

印象的だったのは「三」と「八」の数字が大切、という話。

お宮、都のように、中心になるものは3と8。

それを挟んで、三重と出雲(八重)がある。

天照大神伊勢神宮(三重)から太陽が昇って、須佐之男命の出雲大社(八重)に日が沈む。

これが逆になると、ヤミ(闇)になる、とか。

3時のおやつ(八)という具合に、ひとがんばりする時にも三と八がキーになる、とか。

 

清音会の活動も、「挨拶」と「努力」と「感謝」の3つを重ねて活動していく事が大事。

それを降りたら、三を降りる「降参」になっちゃうよ、などなど。

読みや意味がつながる面白さに、気が付けば1時間半くらい。

清音会のメンバーにも伝えたいなぁ…ちゃんと覚えられているかなぁ。