ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

女の祇園囃子

7月最終日に、平成女鉾清音会の晴れの舞台がある。
八坂神社で祇園囃子を奏でるのだ。
山鉾巡行も終わり、本日より我々の稽古開始!
約3回の集中稽古で仕上げねばならない。

宵山期間中、厄除けのちまきを授与しながら
さんざん他の鉾の囃子を聞いたメンバー。
耳は肥えたが、調整がついていない。

「あれはこんなリズムだったかな?」
「これ、試してみたい」
それぞれの身体にしみついた囃子がうなる。

「そのリズム、遅すぎるんちゃう?」
「チキチキで早めたらどうやろ?」

囃子をする気負いが半端じゃない。
新人ちゃんは怯えてるけど、毎年、こうなんです。
ここから私達、平成女鉾清音会の囃子が出来ていくんです。

その証拠に、稽古終わりの飲み会では、
先ほど言い合いしていた同士で笑い合っている。

祇園囃子を奏でられることが、とにかく幸せ。
よろしければ皆さんも7/31(土)、八坂神社で共に楽しみましょう!