ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

天城越え

石川さゆりさんがゲストで、紅白歌合戦の歴史を振り返っていた。
20代で歌った『天城越え』と、2002年40代で歌った『天城越え』をつなげて観た。
す、すごい。
”凄み”と”情”と”弱さ”が明らかに増している。

♪誰かに盗られるくらいなら、あなたを殺していいですか♪
の歌い方も変えたと言っていた。

作・演出曰く、『ヒラカタ・ノート』は、「前衛の形を借りた演歌です」と言っていた。
演歌はね、歌いこむほど変わっていきます。

私も今回は、「5年前にはできなかった事ができるようになったね」と観に来た母に言われた。
歴史を味方にして、止まらず、深く、歩んで行きたいものだ。