ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

学生にデータベース演習

看護学科の学生に、図書館司書として、文献検索の講義と演習。

医中誌Web、最新看護索引Web、CiNii Research、CINAHLのデータベースについて、

検索ルールとコツを伝え、演習してもらう。

使うキーワードによって、ヒット数がぐんと上がると、客席?から、ざわめきが起こった。

語彙は大事。

医学用語を探すため、無料で使えるシソーラスのありかも教えた。

 

例年は看護学科の先生による「講義」と図書司書の「演習」を続けて授業するのだけれど、今年は「講義」の6日後に「演習」という組み合わせのため、「講義」後のアンケートで寄せられた質問にも回答しながらの「演習」でした。

「国内の論文と海外の論文で文字が違うという事以外に何か特徴や違いはありますか。やはり微妙な考え方の違いとかが見えるものなんでしょうか」という、規模の大きい質問にも何とか回答。

 

結果、90分、しゃべりすぎました。

4つのデータベース、それぞれ5分くらいしか演習してもらえなかった。

最期の自由問題にも取り組んでもらえなかった。

授業は完璧よりもちょっと言葉少なく、自分で考えてもらう余地を残すくらいの方がいいかもね。

どこまで語っても、検索に正解なんてないんやから。

 

仕出し料理

京都に家を借りていたNさんが引き払うことにしたので、サヨナラパーティー

Iちゃんが仕出し料理を取ることを提案してくれた。

集まったのは6人だったけど、何かの勘違いで、4人分だけ。

「ごめんなさい。追加でお弁当を買っていきます~」とおっしゃるので

(あぁいいよいいいよ、私がお弁当にするよ)と思ったけれど

届いた仕出し料理を見て、「これは絶対食べたい」となってしまった。

 

木の婦さんの仕出し料理だったのです。

www.kinobu.co.jp

 

おかもちに入ったお重。

山菜ご飯は炊飯器で届く。

おつゆも別に温めていただく。

とにかく、めさめさ豪華。

出前してくれて、7000円!

ごめんなさい。いただいちゃいました。

 

Nさん、来月も京都に来るらしい。

家具や食器、観葉植物などは、DV等から女性を守る民間シェルターに寄付したとのこと。

これからはホテルに泊まるそうなので、サヨナラではないんやけどね。

HAHIFU Meeting

はひふで集合。

帰国以来かな?

みんな、会話にちょっと英語が混じる。

やっぱり影響を受けてるねぇ。

 

ミーティングの議題は、5/18(土)の英語字幕付き上映について。

アメリカでなかなか評判が良かった、英訳。

日本の皆さんにもご覧いただこうという企画。

予告編や告知画像も作らねば。

「はひふのか曜日」をコンプリートした方への缶バッチのこととか、

〇〇もしたい、この先の上映も考えたい、と、夢は膨らむ。

 

5/18(土)『Moonlight Club in LOVE』英語字幕編

十三シアターセブンにて。

時間は、おそらくお昼過ぎ。5/4に確定します。

ぜひぜひご予定ください。

 

梅干し飴

アメリカで真樹子さんにもらった飴がおいしい。

カラメルみたいな素朴な飴の中に、しょっぱい梅干しが入っている。

この飴、台湾系列のショップで売っていたらしい。

おいしいのでアメリカ土産におすそ分けしようと思ったけれど、

それじゃ台湾土産になってしまうと自粛しました。

自分で食べる所存です。

 

焼酎亭、大川をゆく

春うらら。

花粉も黄砂も減って、やっと安心して深呼吸できる。

焼酎亭が船で落語を噺すと聞いて、大阪大正駅へ。

note.com

船はタグボート大正から出航。

ハンバーガー、クラフトビール、出汁とワイン、タコ焼きなど飲食店もたくさんあって、船にも持ち込める。

13時に出航して120分間のクルーズ。

尻無川→木津川→堂島川→大川→土佐堀川→木津川と戻って来る。

中之島をぐるりと回り、ABCホール造幣局大阪城を眺めて、沿岸の人や行き交うボートに手を振ったりして。

低い橋をくぐる時は、船も低くなる。

橋がなくなったところでは、サンダーバードの曲と共に窓と天井が全開。

落語は4席。それぞれ15分くらいの楽しい演目。

囃子隊の演奏も心地良い。

♪春のうららの隅田川~♪(大川やけど)

♪サンタルチア~♪(大川やけど)

ムーンリバー♪(以下略)

♪ああ~川の流れのように~♪ではお客さんも歌い出しました。

歌詞があいまいなところになると、急に鼻歌になるのがご愛敬。

ビールを戴きながらの船旅はご機嫌でしたよ。

 

迷路のティーチャーズカレッジ

覚えている間に、コロンビア大学の上映会を記録しておく。

3/28(木)は、小雨が降っていました。

地下鉄A線”Columbia University"で下車して、ティーチャーズカレッジを目指す。

何しろ広くて大きいコロンビア大学

歴史的建造物とビルがそびえたつブロックをいくつか超えて

Teacher’s Collegeは、独立した場所にありました。

そこで、通訳兼コーディネーターをしてくださる、原田真樹子さん、”ビリギャル”こと小林さやかさんと合流。

入り口でゲストの入館証を発行してもらい、大学内へ。

いくつもドアを開け、廊下を歩き、階段を上がったり下がったりして、食堂に到着。

フジテレビの解説委員、鈴木款さんも合流。

アメリカ上映は、この款さんのひと言で決まったのです。

食堂には人がたくさんいて、がやがや賑やかに自己紹介。
食事の時間は終わっているとのことで、1階のカフェテリアに移動。

そこにQueer TCのメンバーが「部室に来ない?ワインもあるわよ」と誘いに来てくれて、またまた迷路のような廊下と旧式のエレベーターを乗り継ぎ、3階の部室へ。

そこで講義終わりのショーンと出会う。
彼のボーイフレンドも紹介していただいた。
中国系で、いつも静かに一緒にいる。

コロンビア大学では、Queer TCの皆さんがスタッフを担ってくださり、写真パネルやレッドカーペット、こんな注意書きも用意してくれていた。

会場はMilbank Chapel。

木造の、歴史が感じられる教会。

お客さんが、雨の中、続々と集まってくださる。

福山監督が最初に英語で挨拶し、上映開始。

上映中はドッカンドッカン笑いが起こり、私まで新鮮に映画を観ている感覚に。

陰陽師が受けたのが、意外だったなぁ。

上映後のQ&Aは、司会のビリギャルさんを待たずに、手がどんどん上がり、質問や感想の嵐。

終演後はドネーションいただいた方へ、キーホルダーやコード結びのプレゼント。

現金やデジタルでご寄付いただき、私達のツアーの間の食事などを助けてくれました。

その後は、レセプション会場へ。

Queer TCの方々がレモネードと軽食を用意してくれていました。

個人的に感想を聞けたのも、嬉しかった。

原田氏も2曲ほど演奏。皆さん聴き入っていました。

そこから、別会場のパーティーへ。

大学近くのイタリアンレストランでパスタなど。

NYのパワフルな女性達や款さん一家が待っていてくれました。

そうこうしている間に終電がなくなり、UBER Taxiでそれぞれ帰宅。
長くて刺激的な一日でした。

スリラッチャソース

アメリカの妹の家で、朝食に出てきたこのソース。

スリラチャソースというらしい。

ちょっとピリ辛

チリソースから甘味を引いたような、タバスコよりマイルドな感じ。

パンに目玉焼きを乗せて、マヨネーズと一緒にかけました。

おいしいので、トレーダージョーズで買いかけたけど、荷物が793g増えるのが心配だったのと、日本でも売っているかも、と期待をかけて、我慢。

調べてみたら、日本では230gで売っているみたい。

「スリラチャの赤備え」というくらい、ハマっている人もいるようだ。メモメモ。

宮嶋みぎわさんconcert

NY上映の時、打上げの段取りなどしていただき、とてもお世話になった宮嶋みぎわさんが来日してコンサートをされるとのこと。

「これは行かないと」と、チケットを買って神戸元町BOT Hallへ。

会場は、満員。

みぎわさんはピアノ、寺尾陽介さんがウッドベースでジャズを奏でる。

演奏中に「はは」と笑ったりして、お二人共、とても楽しそう。

ジャズで遊んでるんやろなぁ。

奏でるのは、みぎわさんのオリジナル曲。

 

プリンのパレードの曲が、面白かった。

プリンが揺れながら近づいてくる様子が伝わってきた。

コロナの時、アジアンヘイトの人に、セントラルパークで突き飛ばされたらしい。

その後リンカーンセンターでアジア代表としてコンサートの依頼があった時に作った曲も良かった。

”イエロー”と言われる肌を、”ゴールド”と言い換えて、これまで移民でやって来た祖先達へのリスペクトを込めた曲。

音楽業界が今、ピンチだという話もしておられた。

CDが売れず、ストリーミングで世界的に大ヒットした「Happy」という曲でも30万円しか入らなかったとか、そんな音楽業界の事態を打開するために、個人的に作曲を請け負う事業を試しているとか。

原田博行君が請け負っているサウンドロゴみたいなものかな?

依頼を受けて作った曲を2曲、歌ありで聞いた。

原田君の曲より長くて、たっぷり展開がある音楽だった。

 

パワフルで、人生を楽しんでいるお人柄がよく伝わった。
不安や悲しみも歌にして乗り越えているのが素敵。

実はみぎわさんとは、NYですれ違いで、お会いできなかった。

神戸ではぜひ挨拶を、と思ったけれど、CDを買うお客さんがずらりと列を作っていて、とても話せる状況じゃなかったので、そっと失礼した。

日本では神戸の他、東京、福岡でもツアーをされるそうです。

ご無事で、素敵なコンサートツアーを。

 

トレンドはポッチャリ

NYブルックリンにある、ターゲットというスーパーのマネキンは、こんな体型。

ぽっちゃりさん、依然人気。

ポスターのモデルさんも、こんな感じ。

体型だけじゃなく、人種も様々。

みんな違って、みんないい。

 

ただ、こんな記事を書くと、ぽっちゃり友人に「服を買ってきて」と頼まれるので、少々警戒している。

彼女に似合うお土産を選ぶのに、一日かかってしまうのだもの。

NYの地下鉄チケット

前回訪米した5年前と大きく違うのは、地下鉄の切符。

5年前には、関西でいう、PiTaPa交通系ICカード)にあたるものがなかった。

メトロカードを買い、お金をチャージして使っていた。

いくらチャージするか、残金が足りるか、毎回ヒヤヒヤしていた。

でも今回は、クレジットカードやスマホのタッチ決済で乗れちゃう。

OMNY(One Metro New York)というシステムらしい。

特別にチケットやカードを買う必要がないし、残金も余らせない。

日本より後発の分、とても便利になっている。

現在、京都を旅行する観光客がICOCAにどれほどお金を残して帰国していることか。

さすが資本主義社会。

中間業者がなくなって、世の中がシンプルになる分、

中小企業が生き残りにくくなり、雇用も厳しい…んかなぁ。