ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

開かないスーツケース

朝の連続テレビ小説あまちゃん」が10年ぶりに再放送されている。

それに、同僚のA嬢がハマった。

10年遅れて見始めたにも関わらず、行動が早い。

「あの、ユイちゃんがせりあがる山車が見たい。久慈の秋まつりに行こう」

と、早々に9月の予定を押さえられた。

 

9時に京都駅で集合すると、A嬢がブリブリ汗をかいている。

「おはよう」の前に、「どうしよう」と言われ、嫌な予感。

A嬢「スーツケースのカギが開かへん」

「えぇっ⁈一度も試さずにここまで持ってきたの??」

開かないスーツケースと旅をするほど、しょうもないことはない。

で、試行錯誤。

ついに、鍵穴を右にずらせば開くことが判明。

「開いたよ」と言うと

A嬢「そうか。良かった」とまた鍵を閉めて、バッグにしまう。

私「え?自分で開けて検証しないの?」と言うと

A嬢「やってみよか?」と、また、ゴソゴソゴソゴソ。汗だく。

先が思いやられるよ。

とにかく無事に空港に着いた。

伊丹空港からイワシ雲の上をビューンと、岩手県へ。

A嬢は耳が痛かったらしい。

「ドリンク飲んだ?」と聞くと「唾は飲んだ」とのこと。

なぜ、機内に持ち込んだドリンクを飲まないのだろう…。

花巻から空港バスで盛岡駅へ。

乗客が勝手にスーツケースをバスのトランクから持ち出し、てんでに解散する。

なんて信用の高い土地なのだ・・・!

盛岡駅の表示は、明朝体でした。

め、珍しくない⁈