ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

久慈の秋まつり

盛岡駅から、15:10発のJRバスで久慈に出発!

だけどこれ、路線バス。

バス停を50以上揺られることに。

でも見ていると、バス停の名前がいちいち面白い。

「陸中」とか「陸前」とか、「陸」にちなんだ名前が多いのは何でかな?

「田子」と書いて、「たっこ」とアナウンスされるのは方言かな?

高校前で高校生がたくさん乗って来て、山を越えて通学している様子に感心したり。

白樺の林を抜けたり、

バスの前を横断した後、お辞儀する小学生を微笑ましく眺めたりして楽しんだ。

3時間くらい乗って、あと3駅で終点久慈駅、という時点で「お祭のため迂回します。どれくらいかかるか分かりません」と言われ、途方に暮れてスーツケースと共に降りる。

 

大通りを行くと、ちょうどライトアップされた山車が巡行をしていた。

巨大化するのにびっくりしたら、それは山車の背後だった。

前に回り込んで、その盛り盛りデコっぷりにびっくり。

伸びやかな民謡の歌声と子供たちのかけ声にほっこり。

太鼓の青年の決め決めっぷりにうっとり。

 

今回は、この、山車の夜祭りを見に来たのだ。

だけど、この山車が巡行の最後だったようだ。

4年ぶりに開催されたけれど、16時から始まって、18時過ぎには終わってしまったらしい。

(まだ来るんじゃないか?)とか、

(どこかに集合してるんじゃないか?)という希望は見事に打ち砕かれた。

祇園祭なら、夜中までやってるんやけどなぁ。

にしても、情報が少なすぎる…ネットにも、ポスターにも、詳細がないんやもん。

まぁ、最後の山車なりとも見れて良かった。

そのままバスに乗って駅まで遠回りしていたら、何のためにここまで来たか、分からんところやった。