ユニット美人の稽古始め。
紙本ちゃんが「黒木さんが来たら、きっとこうするよ」と見本を見せてくれた。
30分遅れて到着した黒木ちゃんは、その通り、
土下座して「申し訳ない~」と謝っていた。
遅れた理由は、<高校生と演劇を作る>授業が長引いたから、らしい。
製作も大詰めの、高校生の作品がとても良い、らしい。
「幽霊みたいな女の子がいてね、その人が他の人から無視されるねん」と解説してくれた。
途中で「私の話、面白くないやろ?」と聞く、黒木ちゃん。
「そんなことないです。続きを聞きたいです」と答える、田川ちゃん。
最後に「ほんでその女の子が・・・幽霊やってん‼」というのがオチだった。
「・・・え?黒木ちゃん、それがオチやったら、最初から『幽霊みたいな』って言ったらあかんで。」
と、思わず口をはさんでしまった。
「それと、途中で自分の話の腰をおったらあかんで。」
言った後で逆に面白くて面白くて、私は大笑いしたのだけどね。