ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

3歳児の空想力

今回の旅は、1年ぶりの甥っ子との再会でもある。

甥っ子は3歳。
随分大きくなっていた。

1年前より言葉も発達している。
「なんで?なんでお日さんは暗くなったの?」
「僕はなんでジェットコースター乗れないの?」
質問も多い。
「ジェットコースターのシートベルトから飛び出して、あんただけひゅ~と落ちてしまうからやで」
と説明したら、ウケていた。

また3歳児の特徴か、空想力が激しい。
人形があれば、ずっと遊んでいる。
ホンモノの白熊は怖がるくせ、白熊のぬいぐるみがたくさん積まれているのを見て「寒い、寒い」と言っている。

自分自身も、時々何者かになる、
犬や猫、リス、地下鉄。

歩行中、急に止まる。
自分は今地下鉄で、駅に停車しているのだそうだ。

名前を呼んでも戻ってこない時は「ワンワンおいで~」と声をかけると帰ってきたりする。
犬が正面から歩いてきた時は、「こっちもワンワン」とフレンドリー。
犬になっている時は聴き分けがいいので、同伴者としては楽だけど
犬の間は誰の言うことでも聞くのであれば、心配にもなる。