11本の短編とプロローグ、エピローグ。
童話あり、ヤクザ映画あり、家族のささいな話から宇宙人の恋まで
思い切りよく、仲良く、ふざけていた。
構成・演出の根本氏は、去年日本全国を旅していたらしい。
場末の映画館で、ピンク映画を見ている話がすごかったなぁ。
客席と映画の中、両方で話が進んでいく。
余計なエピソードもたくさん含んで、猥雑なシーンをドライに描いていた。
新しくて珍しい作品、
面白くてずっとじっと見てしまいました。
隣の人の口臭が気になったのは、たぶん隣の人も、夢中になって口がずっと開いていたからだと思います。
