『シン・ウルトラマン』を映画館で鑑賞。
銀色の巨大人型生物をウルトラマンと名付け、禍威獣特設対策室の5人が協力したり、すさんだりして、地球の危機を救う物語。
以下はネタバレ含み、私的な感想です。
庵野秀明脚本なので、言葉が多い。
禍特対や外星人の解説をずっと聞いて、左脳がフル回転。
エンディングの米津玄師の歌では遂に歌詞を聞き取るのをやめました。
テレビシリーズのエピソードや怪獣、星人が登場して、賑やかでした。
・ウルトラマンが退治した禍威獣を自分で廃棄しに行く(怪獣墓場)
・居酒屋でメフィラス星人と話す(怪獣酒場)
それぞれ背景の話があるみたい。
言葉でぎゅうぎゅうで、緻密な映画と思いきや、時々単純で
・逃げ遅れた子供を助けに、自衛隊を差し置いて飛び出す神永新二
・林でウルトラマンに変身する姿が全方向から録画されている神永新二
・「為せば成る」と浅見弘子にお尻を叩かれて、ゼットンに向かっていく神永新二
と、愛嬌のあるヒーローでした。
そうか。ウルトラマン目線からすると、
1.命を賭けて子供を守る人間に興味を示して、
2.人間化して、
3.書物を読んで人間を勉強して、
4.光の星の親戚に咎められても、自分を犠牲にして人間を助ける。
素朴な、温かい話なんやな~。