ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

シン・ゴジラ

映画『シン・ゴジラ』を観賞。

日本に怪獣が現れたら、という設定をリアルに描いていました。
ヒーローもいないし、スカッともしない。

政治家や役人や自衛隊が、
出世や外交関係なども考えながら、たまに情熱も交えながら
続々と届けられる悪い報せに、ひたむきに対応する。

真っ赤に熱をはらんだゴジラに液体を飲ませているシーンでは
福島原発自衛隊や消防隊員が放水しているところを思い出しました。

ゴジラは人間よりも進化した生物らしいけど
魚みたいな目で何を考えているのかさっぱり分かりません。

表情があれば、もっと通じ合えるかもしれんのにねぇ。
けどそれじゃ、怪獣映画ではなくて、怪物君になってしまうかな?