ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

同期の懺悔

劇団時代の同期4人で女子会。
会うのは10年ぶり。
うち2人は、劇団に2年程しか在籍していなかった。
でも思い出がいっぱい。

会うなり、S嬢に「今回は懺悔の旅やねん」と言われる。
劇団時代、私に厳しく当たったことを詫びてくれるらしい。

そう。彼女には何かと怒られた。
集合時間に30秒遅刻して楽屋に入れてもらえなかったり
2役演じた公演で「今日は○○の役が調子悪いけど☓☓の役は調子がいい」と呟いたら、
劇団中に大きな声で「そんな考えではいかん!」と非難されたりした。

S嬢とは特に退団後、ほとんど会ってなかったけど、本人もそんなに覚えてたんや。

4人分の記憶を合わせてみると、怒涛の劇団時代だった。

「旅行に行くぜ!」とドライブしたら、T嬢の荷物だけ積み忘れていたり
(結局、T嬢のスーツケースは出てこなかった)
京大11月祭出演のために原付バイクで通っていて、事故を起こしたり。
(K先輩が示談についてきてくれた)

みんな(私も含めて)人の不幸は笑うけど
あまり助けた記憶はないなぁ。

悪かったなぁ。
そして色々助けてもらったなぁ。
私も懺悔しなきゃ。