ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ちょんまげマリア

劇団時代の同期と会って、昔の舞台を思い出した。

京都大学11月祭で上演した新人公演。

タイトルは『ちょんまげマリア』

”学園の中庭に立つマリア像の頭に、どうしてカレースプーンが突き刺さっているのか”という話。

 

K嬢が当時の台本を持っていて、PDFにして送ってくれた。

色んな筆跡で、各人が持ち寄ってできた台本。

・生徒会長に立候補した『ロートせいや君』VS『武田』君の対立

・当選した生徒会長が、給食の献立を毎日カレーにするという悪だくみ

・5人の必殺仕事人のキャラクター(頭、駆け出しの隼人、ヤンキーの龍、美化委員のおりん、給食調理人のお圭)

・激辛カレーをカレーうどんにしたことがバレて、犠牲になる仕事人、お圭の死に様

・仕事人VS生徒会長の決闘と、マリア像の活躍

今読んでも、よくできている。

ギャグも細かい。

歌や、悪玉トリオの「キキキー」という掛け声がリズミカル。

 

私がコメディや時事ネタが好きなのは、この頃から変わってないみたい。

楽屋は、E号館の非常階段でした。

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私の役は、駆け出しの隼人。
右上の、メイクオフ中の若造です。
マリア像役は白塗り。
カレーの谷のナウシカ一味は、カレー色のTシャツを着ています。