ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

福喜多さんちの三兄弟6

劇団925の『福喜多さんちの三兄弟6~金木犀の頃』を観に、in→dependent theatre 2ndへ。
このシリーズは、福喜多さん一家で起こるホームコメディ。

三兄弟と父の再婚相手ようこさんが固定の登場人物で
毎回ゲストが訪れてちょっと事件が起こる。

事件といっても、とっても平和。
コントの練習中、おっとり奥さんがギャグをするか?!、とか
三男が作ったすき焼きにお肉が入ってなかった!!など。

最近やっているNHKの『ガラスの家』というドラマでは
義母と息子の不倫という内容でドロドロしている。
作家の大石静さんは
「今の時代、携帯ですぐにつながるし、物語になりにくいんですよ。
視聴者の興味を惹きつけるには、困難な恋愛物語を作らなきゃ」と言っていた。

福喜多家では父不在でも、義母と3人の息子はほのぼの仲良し。

幸せな家庭話シリーズで6話まで綴れちゃうなんて、
座長、中西邦子嬢は
逆に、すんごい意志が強いんじゃないかなぁ、と思ったりする。