ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

つきのないよる

トリコAの『つきのないよる』を観に、インディペンデントシアター1stへ。

結婚詐欺殺人事件をモチーフにしたお話。
加害者の女性の言動に振り回される男達。
最後は大金を渡して殺されてしまう。

でも女性はわざとやっているのではない。
なんでかごまかしているうちに、周りがその気になってしまう。
お金をもらっても別の男に渡してしまったりする。

作・演出の山口茜さんは”女の本音”に率直な方。
『建築家M』のアフタートークでも、私の演技を評価してくださった。
誰も指摘しないようなところを突かれた。

この芝居でも登場人物の女性達の考えていることが、結構理解できてしまった。
本人にとっては、愛を求めていただけ なのよね?