ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ホクロのある左足

ピッコロ劇団第68回公演『ホクロのある左足』を観に、ピッコロシアター大ホールへ。

 

観劇は、3月のT-works以来。

コロナウイルス感染予防に気をつけて、

当日券なし、チケットは自分でもぎり、1席ずつ空けての着席。

 

この作品は、今年3月に亡くなった別役実さんが、1998年にピッコロ劇団に書き下ろした青春群像劇だとか。

尼崎の、ちょっとワルな青年達の、滑稽でヒヤッとするお話。

コーラが100円で、ピンクの車をぶっ飛ばして、男も女も白いスーツを着る時代。

 

眼鏡の役者が多いなぁ、と思ったら、演出の岩松了さんの指定だったらしい。

青年達が1幕でずっと動き続けていたのが面白かった。

ちょっと違和感を覚えたのは、警察官役を女性が演じていたこと。

軽妙で愛らしい警官だったけど、婦人警官にする案はなかったのかな?

22年経って、日本も変わりました。女性も、女性として笑いが取れる時代になりましたからね。

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