ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

エッグ

NODA・MAPの『エッグ』を観に東京芸術劇場 プレイハウスへ。
9月にリニューアルオープンしての第一弾。

4つのホールを備えた劇場、かなり素敵でした。
プレイハウスはレンガと木製で声も柔らかく聞こえるし、どこからも見やすい。

野田秀樹さんはここの芸術監督なのですな。
芝居の中でも、改装したての劇場と、劇場監督役が登場していた。

お話では「エッグ」という、よく分からない競技でオリンピックを目指していました。
スポーツなんだけど、ルールが分からな過ぎて笑えてくる。
説明のフィルムもくすぐられっぱなし。
それが後半、史実とシンクロしてど~んと重くなる。

妻夫木さんと深津さんの通い合わない恋や
秋山菜津子さんのカッコ良さにやられました。

中でも一番印象に残ってるのは、仲村トオルさんの肉体美。
ムキムキの胸筋!
あの身体を作るために、どれだけストイックに鍛えていらっしゃるんでしょう。
生で拝めて良かった。

そしてこの作品は、この劇場じゃないと上演できないのだろうな、と実感しました。
ありがたや。ありがたや。